与那国幽霊とウヤマシアガダナ(共通語)

概要

 親盛(うやまし)アカダナというあの人は武術にたけた人で、あの人が小浜の大嵩小三郎(こざぶろう)という人と一緒になって与那国に行って征伐してきたって。それが終わって、大嵩小三郎(こざぶろう)も自分の島に帰ってよ、親盛(うやまし)アカダナも波照間に帰ってきたんですよ。それからの後の話、アカダナが西の方の海に魚釣りに行ったら、西の方から松明を付けた船がやって来たから、この親盛(うやまし)アカダナは、「自分は与那国征伐してきたから、あっちの幽霊がもう自分殺しに来たんだな。これはばっと自分のところに来る。」とちゃんと分かって、すぐ名石村に上がってきてグスク御願に行くと、あっちは昔の夜なべするところであったって。そこに行くと身体に魚捕る網を巻いていたらもう幽霊に見つけられたって。親盛(うやまし)アカダナが身体に網を巻いて口をこんなに開いていたらもう網の目から手を入れてきたから、その口に入ってきた幽霊の手の指をみんな噛み切ったら、幽霊が、「ああこれは大変だ。おかしいよもう。用心に用心に。」と言って逃げて行ったそうだ。そのとき、こっちの名石村の人はみんな殺されたから、昔はそのときの墓があって、今はこっちの学校の敷地になっているよ。

再生時間:8:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O201336
CD番号 47O20C064
決定題名 与那国幽霊とウヤマシアガダナ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 金嶺秋
話者名かな かなみねあき
生年月日 19151110
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950911
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T20A07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 与那国征伐,病気
梗概(こうがい)  親盛(うやまし)アカダナというあの人は武術にたけた人で、あの人が小浜の大嵩小三郎(こざぶろう)という人と一緒になって与那国に行って征伐してきたって。それが終わって、大嵩小三郎(こざぶろう)も自分の島に帰ってよ、親盛(うやまし)アカダナも波照間に帰ってきたんですよ。それからの後の話、アカダナが西の方の海に魚釣りに行ったら、西の方から松明を付けた船がやって来たから、この親盛(うやまし)アカダナは、「自分は与那国征伐してきたから、あっちの幽霊がもう自分殺しに来たんだな。これはばっと自分のところに来る。」とちゃんと分かって、すぐ名石村に上がってきてグスク御願に行くと、あっちは昔の夜なべするところであったって。そこに行くと身体に魚捕る網を巻いていたらもう幽霊に見つけられたって。親盛(うやまし)アカダナが身体に網を巻いて口をこんなに開いていたらもう網の目から手を入れてきたから、その口に入ってきた幽霊の手の指をみんな噛み切ったら、幽霊が、「ああこれは大変だ。おかしいよもう。用心に用心に。」と言って逃げて行ったそうだ。そのとき、こっちの名石村の人はみんな殺されたから、昔はそのときの墓があって、今はこっちの学校の敷地になっているよ。
全体の記録時間数 8:49
物語の時間数 8:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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