牛が見つけたシムスケー(共通語)

概要

 向こうのシムスケーという井戸はですね、海岸端のちょっと上の方で北部落の端の方になるんですよね、そこは牛が角と足で掘ったらよ、水が湧き出したそうですね。だからみんな喜んでいらっしゃったんじゃない。そこはちょっと井戸の口も大きいですよ。上からも釣瓶でも汲めるけど、たいていはこう階段を下に降りて水を汲むようになっているんです。私なんか実家におったときに旱魃になるとねえ、水がなかったですよ。西表からも黒島なんかもね、水が涸れるときがありましたが、あそこの井戸はいくら旱魃してもですね、水が涸れなかったんです。だから、旱魃のときはよ、私なんか油の一斗缶ね、ああいうのを両方に担いで水を汲んで、また馬で運んで私なんか生活したなんですよ。それで、あの水のお蔭で旱魃してもね、水に不自由のない生活をしていたので、波照間ではね、あの一本の井戸が本当宝の水みたいな感じで本当ありがたいですよ。また、もう一つ、終戦前に大阪の燐鉱会社がね、肥料の燐を取っているところにも水が流れるところもあるのよ。そこもずうっと年から年中水があるから、波照間の住民は助かっているんです。

再生時間:3:31

民話詳細DATA

レコード番号 47O201328
CD番号 47O20C064
決定題名 牛が見つけたシムスケー(共通語)
話者がつけた題名
話者名 前花ヒサ
話者名かな まえはなひさ
生年月日 19240318
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950910
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T19B13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 角,足
梗概(こうがい)  向こうのシムスケーという井戸はですね、海岸端のちょっと上の方で北部落の端の方になるんですよね、そこは牛が角と足で掘ったらよ、水が湧き出したそうですね。だからみんな喜んでいらっしゃったんじゃない。そこはちょっと井戸の口も大きいですよ。上からも釣瓶でも汲めるけど、たいていはこう階段を下に降りて水を汲むようになっているんです。私なんか実家におったときに旱魃になるとねえ、水がなかったですよ。西表からも黒島なんかもね、水が涸れるときがありましたが、あそこの井戸はいくら旱魃してもですね、水が涸れなかったんです。だから、旱魃のときはよ、私なんか油の一斗缶ね、ああいうのを両方に担いで水を汲んで、また馬で運んで私なんか生活したなんですよ。それで、あの水のお蔭で旱魃してもね、水に不自由のない生活をしていたので、波照間ではね、あの一本の井戸が本当宝の水みたいな感じで本当ありがたいですよ。また、もう一つ、終戦前に大阪の燐鉱会社がね、肥料の燐を取っているところにも水が流れるところもあるのよ。そこもずうっと年から年中水があるから、波照間の住民は助かっているんです。
全体の記録時間数 3:42
物語の時間数 3:31
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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