美人妾とフクラビーの仇名(共通語)

概要

 昔、男の方にはね、自分の妻を大事にして一生を過ごす人もいるし、もう二号の女なんかを作って生活している人がいるでしょう。ある男の方が本妻に、「自分はねえ、よそに女作ってあるけどいいかあ。」と言ったらね、本妻がねえ、「もうどっちこっちも人間であるから、どうせ仲良く暮らしたらいいんじゃないかあ。」という話をやったらしい。もう男の人はもう喜んでよ、本妻と二号の女に、「じゃあ、今日ねえ、天気もいいし、潮も引いてきてるから、一緒に潮干がりをして海で遊んで来よう。」と言ったらしい。三人で行ったらちょうどもう二号の女がねえ、銛でフクラビー〔カワハギ〕という綺麗な魚を探して突いて、上にあげて見せたら、本妻は、「こんな綺麗なかわいいフクラビーのお魚であるから、二号のあんたもかわいいフクラビーと名付けよう。」って言ってねえ。このフクラビーっていう名前を付けた本妻は本当にえらいねえ。自分の夫がかわいがってる二号をすっごいかわいいと付けたって言うから珍しいさあ。このお魚が釣れたときには子どもが釣ってきたら、「うんもう綺麗お魚フクラビーが突いてきた。」と言うさあね。

再生時間:3:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O201318
CD番号 47O20C063
決定題名 美人妾とフクラビーの仇名(共通語)
話者がつけた題名
話者名 前石垣トミ
話者名かな まえいしがきとみ
生年月日 19221216
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950910
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T19B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 30
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 潮干狩り
梗概(こうがい)  昔、男の方にはね、自分の妻を大事にして一生を過ごす人もいるし、もう二号の女なんかを作って生活している人がいるでしょう。ある男の方が本妻に、「自分はねえ、よそに女作ってあるけどいいかあ。」と言ったらね、本妻がねえ、「もうどっちこっちも人間であるから、どうせ仲良く暮らしたらいいんじゃないかあ。」という話をやったらしい。もう男の人はもう喜んでよ、本妻と二号の女に、「じゃあ、今日ねえ、天気もいいし、潮も引いてきてるから、一緒に潮干がりをして海で遊んで来よう。」と言ったらしい。三人で行ったらちょうどもう二号の女がねえ、銛でフクラビー〔カワハギ〕という綺麗な魚を探して突いて、上にあげて見せたら、本妻は、「こんな綺麗なかわいいフクラビーのお魚であるから、二号のあんたもかわいいフクラビーと名付けよう。」って言ってねえ。このフクラビーっていう名前を付けた本妻は本当にえらいねえ。自分の夫がかわいがってる二号をすっごいかわいいと付けたって言うから珍しいさあ。このお魚が釣れたときには子どもが釣ってきたら、「うんもう綺麗お魚フクラビーが突いてきた。」と言うさあね。
全体の記録時間数 4:06
物語の時間数 3:57
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP