フカに助けられた人(共通語)

概要

冨嘉部落にある垣本家のマツさんとかいう人は青年時代は体も丈夫で友人とも親しくつきあっていたが、どういうことか脳が悪い人になって馬鹿のようになってしまった。その人が魚釣りに行くと、フカのようなのが股下から入ってきてすくい上げた。そのままフカにまたがって西表の船浮に行った。何日かかかって船浮に着くと男の股の皮膚は真っ白くなっていた。長い間飢え、話もせずにいたが、船浮の人が話しかけると白い浜に自分の名前を書いた。船浮の人が助けてやってこの冨嘉に戻した。その人は小屋に押し込められ苦しい生活を送り、マラリヤで死んだ。家族全員西表に行ったが、父と二人波照間に残っていた。亡くなる寸前、正常に戻り、「お母さん水下さい」と言ったという。

再生時間:6:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O201257
CD番号 47O20C060
決定題名 フカに助けられた人(共通語)
話者がつけた題名
話者名 崎枝光代
話者名かな さきえだみつよ
生年月日 19200822
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19760805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T49A13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 西表
梗概(こうがい) 冨嘉部落にある垣本家のマツさんとかいう人は青年時代は体も丈夫で友人とも親しくつきあっていたが、どういうことか脳が悪い人になって馬鹿のようになってしまった。その人が魚釣りに行くと、フカのようなのが股下から入ってきてすくい上げた。そのままフカにまたがって西表の船浮に行った。何日かかかって船浮に着くと男の股の皮膚は真っ白くなっていた。長い間飢え、話もせずにいたが、船浮の人が話しかけると白い浜に自分の名前を書いた。船浮の人が助けてやってこの冨嘉に戻した。その人は小屋に押し込められ苦しい生活を送り、マラリヤで死んだ。家族全員西表に行ったが、父と二人波照間に残っていた。亡くなる寸前、正常に戻り、「お母さん水下さい」と言ったという。
全体の記録時間数 6:26
物語の時間数 6:17
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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