牛の恩返し(共通語)

概要

 昔、ある金持ちが下男を使っていたそうだ。その下男は牛をとても大切にし、いつも水を浴びせ、体をふき、三度の食事も遅れずに食べさせていたそうだ。そうして養っているうちに、雇い主の金持ちの干してあった洗濯物がなくなってしまったので、その使っている下男を叱ったそうだ。すると下男はその牛が食べただろうと思ってたので、すぐに、「私が牛を殺して反物が牛の腹にあったらあなたの財産を私にくれますか。」と言ったそうだ。その親方は、「くれてもよい。」と答えたので、この牛を殺し、牛の腹の中を見たところ、その反物がきれいにたたまれて、そのまま腹の中にあったそうだ。「このようにあったので財産を私にください。」と言うと、「よろしい。」と、親方は、たくさんの全財産を使っていた下男に与えたそうだ。下男は牛を大切に養っていたおかげで助かり、たくさんの財産を全部いただき金持ちになったという話だ。

再生時間:1:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O202086
CD番号 47O20C111
決定題名 牛の恩返し(共通語)
話者がつけた題名
話者名 与那覇宇戸
話者名かな よなはうと
生年月日 19021212
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町小浜
記録日 19760805
記録者の所属組織 沖縄県口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字小浜T25B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 牛の腹,財産
梗概(こうがい)  昔、ある金持ちが下男を使っていたそうだ。その下男は牛をとても大切にし、いつも水を浴びせ、体をふき、三度の食事も遅れずに食べさせていたそうだ。そうして養っているうちに、雇い主の金持ちの干してあった洗濯物がなくなってしまったので、その使っている下男を叱ったそうだ。すると下男はその牛が食べただろうと思ってたので、すぐに、「私が牛を殺して反物が牛の腹にあったらあなたの財産を私にくれますか。」と言ったそうだ。その親方は、「くれてもよい。」と答えたので、この牛を殺し、牛の腹の中を見たところ、その反物がきれいにたたまれて、そのまま腹の中にあったそうだ。「このようにあったので財産を私にください。」と言うと、「よろしい。」と、親方は、たくさんの全財産を使っていた下男に与えたそうだ。下男は牛を大切に養っていたおかげで助かり、たくさんの財産を全部いただき金持ちになったという話だ。
全体の記録時間数 2:15
物語の時間数 1:56
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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