兄弟の仲直り(共通語)

概要

 非常に仲が悪い兄弟がおったそうだ。ところが兄さんが夜(よる)海に行ったそうだ。海に行ったら、大きな人魚が垣に入っておったそうだ。その人魚を殺して、血だらけになったが、自分一人では持たれなかったそうだ。だから、日頃は兄弟同士は非常に仲が悪かったから、自分のいちばん親しい友だちの家(うち)に行って、「自分は、今日は人を殺して、もう大変なことをした。行って見てくれ。」と言ったそうだ。ところが日頃からつき合っている友だちは、真夜中に起こされて聞いたら、「人を殺した。」とそして血も着物全部にかぶっているそうだ。「あんたは人殺しだから、もうあんたとはつき合いしない。」と言って断ったそうだ。仕方なく自分の兄弟のところに行ったら、日頃は非常に仲が悪いけども、「兄さんが人を殺したんだから、それではいっしょに行こう。」と行ったら、人魚を殺して置いてあったものを二人で持って来て料理して食べてふだん仲の悪い兄弟が、それから仲むつまじくなったという。

再生時間:3:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O202034
CD番号 47O20C108
決定題名 兄弟の仲直り(共通語)
話者がつけた題名
話者名 浦底功
話者名かな うらそこいさお
生年月日 19050522
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町小浜
記録日 19760805
記録者の所属組織 沖縄県口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字小浜T28B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 人魚
梗概(こうがい)  非常に仲が悪い兄弟がおったそうだ。ところが兄さんが夜(よる)海に行ったそうだ。海に行ったら、大きな人魚が垣に入っておったそうだ。その人魚を殺して、血だらけになったが、自分一人では持たれなかったそうだ。だから、日頃は兄弟同士は非常に仲が悪かったから、自分のいちばん親しい友だちの家(うち)に行って、「自分は、今日は人を殺して、もう大変なことをした。行って見てくれ。」と言ったそうだ。ところが日頃からつき合っている友だちは、真夜中に起こされて聞いたら、「人を殺した。」とそして血も着物全部にかぶっているそうだ。「あんたは人殺しだから、もうあんたとはつき合いしない。」と言って断ったそうだ。仕方なく自分の兄弟のところに行ったら、日頃は非常に仲が悪いけども、「兄さんが人を殺したんだから、それではいっしょに行こう。」と行ったら、人魚を殺して置いてあったものを二人で持って来て料理して食べてふだん仲の悪い兄弟が、それから仲むつまじくなったという。
全体の記録時間数 3:10
物語の時間数 3:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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