宝比べ(共通語)

概要

ある所に本土から友だち二人が八重山に出稼ぎに来て、一人は金を儲けてちゃんとした金持ちになったが子供はいなかった。もう一人は子供がたくさん生まれたので、その子供を養うために貧乏した。それで、その金持ちが、「お前はいったい本土から来て、金を稼がずに子供だけ産んでいるのか。」と叱ったので、子持ちは、「でも、生まれてくる子は養わなければならん。」と言った。金持ちは、「子供ができても、金がなくては、しょうがないだろう。そんなら金と子供とどっちがいいか俺たち二人で勝負をしよう。」と言った。子持ちの方も、「お前が勝負をするなら、俺も金は少々持っているからやろう。」と言って勝負をする日をしっかりと決めた。その日になると、金持ちは持ち金を全部担いで来てずらりと並べたので勝つと思っていたが、子持ちは子供たちをずらりと並べてきっちりと坐らせて競争してみると、金持ちのお金は子供たちの値段の半分もなかったので、金持ちはとうとう泣いて持って行ったそうだ。

再生時間:3:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O202027
CD番号 47O20C108
決定題名 宝比べ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 棚原長正
話者名かな たなはらちょうせい
生年月日 18941116
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町小浜
記録日 19760805
記録者の所属組織 沖縄県口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字小浜T26B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 並べる
梗概(こうがい) ある所に本土から友だち二人が八重山に出稼ぎに来て、一人は金を儲けてちゃんとした金持ちになったが子供はいなかった。もう一人は子供がたくさん生まれたので、その子供を養うために貧乏した。それで、その金持ちが、「お前はいったい本土から来て、金を稼がずに子供だけ産んでいるのか。」と叱ったので、子持ちは、「でも、生まれてくる子は養わなければならん。」と言った。金持ちは、「子供ができても、金がなくては、しょうがないだろう。そんなら金と子供とどっちがいいか俺たち二人で勝負をしよう。」と言った。子持ちの方も、「お前が勝負をするなら、俺も金は少々持っているからやろう。」と言って勝負をする日をしっかりと決めた。その日になると、金持ちは持ち金を全部担いで来てずらりと並べたので勝つと思っていたが、子持ちは子供たちをずらりと並べてきっちりと坐らせて競争してみると、金持ちのお金は子供たちの値段の半分もなかったので、金持ちはとうとう泣いて持って行ったそうだ。
全体の記録時間数 3:39
物語の時間数 3:16
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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