キジムナーの話-馬借り(共通語)

概要

 昔、ソーンツタバルヘ昔の先祖が行き田を作ろうとして、そこの石の下にいるとアコン崎から、マンジャー火が飛び回り、外に飛んでは帰り帰りして、そうしているととうとう、「友だち、友だち。」と言って、友だちになったって。そして、「よし、そんなら、俺が出かけて行って、ウニドー垣に魚がたくさんいるから、魚の目玉を俺が全部、引き抜いておこう。お前はたくさん魚を取って、担げるだけ担いで家に帰れ。」と言ったので、今日も、明日も、明後日も、毎日毎日魚を担いで毎日帰ったので、たくさんの魚がたまったそうだ。それが出る場所は、必ずアコウ木からで、どこから出てくるかを知ったので、「こやつは喧ましい。うるさい。」とそのあこう木を伐採して火を付けたそうだ。その夜帰って来たマンジヤー焼かれた自分の家を見て大層怒り、マンジヤーの穴から、その男を呪い焼いたので、それでこれはたまらんと、岩の下に隠れてしまったという話があるよ。また、大層マンジャースと仲の良い人がいたそうだ。マンジャースが来て、「俺は馬に用があるので、どうかお前の馬を貸してくれ、貸してくれ。」と言うから、「はい、はい、はい、使いなさい。」と言ったので、マンジャースーは馬を借りたそうだ。そうしたところが、その人が翌日の朝、馬の世話をしようとすると、とうにこの馬は死んで固くなっていたので、「ああ、貸さなければよかった。これほどの自分の大切にしていた馬をこんなに死なせてしまって残念だ。」とと思っていると、その夜、マンジャースーが来て、「友だち、友だち、お前の馬を貸してくれてありがとう。」と来たので、「使ったのか。」と行って見ると、その馬は命があったという話です。

再生時間:0:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O201983
CD番号 47O20C106
決定題名 キジムナーの話-馬借り(共通語)
話者がつけた題名
話者名 桴海勇
話者名かな ふかいいさむ
生年月日 19041211
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町小浜
記録日 19760804
記録者の所属組織 沖縄県口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字小浜T27A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード
梗概(こうがい)  昔、ソーンツタバルヘ昔の先祖が行き田を作ろうとして、そこの石の下にいるとアコン崎から、マンジャー火が飛び回り、外に飛んでは帰り帰りして、そうしているととうとう、「友だち、友だち。」と言って、友だちになったって。そして、「よし、そんなら、俺が出かけて行って、ウニドー垣に魚がたくさんいるから、魚の目玉を俺が全部、引き抜いておこう。お前はたくさん魚を取って、担げるだけ担いで家に帰れ。」と言ったので、今日も、明日も、明後日も、毎日毎日魚を担いで毎日帰ったので、たくさんの魚がたまったそうだ。それが出る場所は、必ずアコウ木からで、どこから出てくるかを知ったので、「こやつは喧ましい。うるさい。」とそのあこう木を伐採して火を付けたそうだ。その夜帰って来たマンジヤー焼かれた自分の家を見て大層怒り、マンジヤーの穴から、その男を呪い焼いたので、それでこれはたまらんと、岩の下に隠れてしまったという話があるよ。また、大層マンジャースと仲の良い人がいたそうだ。マンジャースが来て、「俺は馬に用があるので、どうかお前の馬を貸してくれ、貸してくれ。」と言うから、「はい、はい、はい、使いなさい。」と言ったので、マンジャースーは馬を借りたそうだ。そうしたところが、その人が翌日の朝、馬の世話をしようとすると、とうにこの馬は死んで固くなっていたので、「ああ、貸さなければよかった。これほどの自分の大切にしていた馬をこんなに死なせてしまって残念だ。」とと思っていると、その夜、マンジャースーが来て、「友だち、友だち、お前の馬を貸してくれてありがとう。」と来たので、「使ったのか。」と行って見ると、その馬は命があったという話です。
全体の記録時間数 1:06
物語の時間数 0:55
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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