天人女房-群星(方言)

概要

あるところに二人の親子がいた。母親は体が弱く病気ばかりしていたが死ぬ間際に「自分の葬式の時はキンザンの布を買って顔に当てて下さい」と言って死んでしまった。男の子は葬式を済ませると金を払う代わりにキンザンを買った家で働いた。ある日、母親の焼香をすませ、帰る途中道が三つに分かれていた。その一方からピカピカした着物を着た女の人が来た。男は自分が貧乏なのを恥ずかしく思って後ろから歩こうとするとその女も後ろからついてくる。走り出すと走るというだったので不思議がった。女の人は三角ミツの最後の方で「どこまで行くのか」と尋ね、事にいきさつを話した。それから二人は夫婦になり子を三人産んだ。ある夜男の人が天の星を見て群星が六つあるはずなのに五つしかないので不思議がってこのことを話すと、妻は「あなたはとうとう見てしまったんですね。私は神からあなたを助けて下さいと言われて来たんです。」と言い残して天に戻った。子は地上に残った。それから群星は六人姉妹と言われるようになった。

再生時間:3:43

民話詳細DATA

レコード番号 47O201980
CD番号 47O20C106
決定題名 天人女房-群星(方言)
話者がつけた題名
話者名 棚原長正
話者名かな たなはらちょうせい
生年月日 18941116
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町小浜
記録日 19760804
記録者の所属組織 沖縄県口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字小浜T27A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード キンザン,三,
梗概(こうがい) あるところに二人の親子がいた。母親は体が弱く病気ばかりしていたが死ぬ間際に「自分の葬式の時はキンザンの布を買って顔に当てて下さい」と言って死んでしまった。男の子は葬式を済ませると金を払う代わりにキンザンを買った家で働いた。ある日、母親の焼香をすませ、帰る途中道が三つに分かれていた。その一方からピカピカした着物を着た女の人が来た。男は自分が貧乏なのを恥ずかしく思って後ろから歩こうとするとその女も後ろからついてくる。走り出すと走るというだったので不思議がった。女の人は三角ミツの最後の方で「どこまで行くのか」と尋ね、事にいきさつを話した。それから二人は夫婦になり子を三人産んだ。ある夜男の人が天の星を見て群星が六つあるはずなのに五つしかないので不思議がってこのことを話すと、妻は「あなたはとうとう見てしまったんですね。私は神からあなたを助けて下さいと言われて来たんです。」と言い残して天に戻った。子は地上に残った。それから群星は六人姉妹と言われるようになった。
全体の記録時間数 3:57
物語の時間数 3:43
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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