
「エイサー、エイサー。」と必死に舟を陸に揚げようとしていたので、この人は、自分もそこへ行って、手伝いをして舟を揚げてやったと。そうしてみると、この人はもう人間ではなく、竜宮の神様になっていて、「ああ、ありがとう。お前さんは、いっしょに舟を揚げてくれたので、お礼にお前さんに教えよう。私は竜宮から頼まれて、村に伝染病の種子を持って来て蒔くことになっているが、お前さんはさっそく村に帰って、自分の家と親戚の家とに、注連縄を張りなさい。」とこう話されたので、この人はさっそく村に帰り、自分の家、親戚の家に注連縄を張ったところ、その神様はさっそく翌日から伝染病を持って来て、すべて村中にばらまいて、注連縄を張ってある家だけは無事で、風邪をひかなかったそうだ。それで健康願いをするようになったって。
| レコード番号 | 47O201868 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C101 |
| 決定題名 | 風邪の神(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 登野貞 |
| 話者名かな | とうのさだ |
| 生年月日 | 19020104 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町小浜 |
| 記録日 | 19750808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字小浜T53A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 舟,竜宮の神,伝染病,注連縄 |
| 梗概(こうがい) | 「エイサー、エイサー。」と必死に舟を陸に揚げようとしていたので、この人は、自分もそこへ行って、手伝いをして舟を揚げてやったと。そうしてみると、この人はもう人間ではなく、竜宮の神様になっていて、「ああ、ありがとう。お前さんは、いっしょに舟を揚げてくれたので、お礼にお前さんに教えよう。私は竜宮から頼まれて、村に伝染病の種子を持って来て蒔くことになっているが、お前さんはさっそく村に帰って、自分の家と親戚の家とに、注連縄を張りなさい。」とこう話されたので、この人はさっそく村に帰り、自分の家、親戚の家に注連縄を張ったところ、その神様はさっそく翌日から伝染病を持って来て、すべて村中にばらまいて、注連縄を張ってある家だけは無事で、風邪をひかなかったそうだ。それで健康願いをするようになったって。 |
| 全体の記録時間数 | 2:16 |
| 物語の時間数 | 2:06 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |