上の井戸(共通語)

概要

上(うい)ぬ井戸(か ー)は富村井戸ともいうけどね、あそこにには私なんか小さいころね、部落からこう上がって行って上(うい)ぬ井戸(か ー)に行くと、向こうは割れになっていたんだよ。そこに当時は、桑の木なんかもあったから、私なんかは桑の木をつかまえて下を見てあれを見てからね、「いい、なっくらーぬ、怖い。」と言っていたよ。あの昭和何年だったかな。あの時の校長が富村っていう人だったんだよ。そしてあのころは鉄筋もないからね、西表から竹を取ってきて割ってから、鉄筋の代用にみんな巻いてからね、コンクリを流して向こう造ったんだよ。あのころはバラスも無いでしょ。小さい石を学校の生徒も一緒にみんなアオダ〔畚〕で運んでね、この井戸は完成したわけさ。そしたら、「じゃこの井戸は名前何と付けけるか。」と部落で協議したわけ。そしたら、学校の先生なんかも協力して子ども生徒なんかもやってねこんなやってあれも数でやってみんなできたわけだから、あの先生の校長の名前とって付けるといって決めたのが富村井戸。これはそのときの校長の名前だよ。

再生時間:2:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O200645
CD番号 47O20C038
決定題名 上の井戸(共通語)
話者がつけた題名
話者名 鳩間真吉
話者名かな はとましんきち
生年月日 19300215
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字鳩間 
記録日 19971120
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字鳩間107A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 沖国大国文学科平成9度卒業論文 鳩間島の民話 p29
キーワード 校長名,富村
梗概(こうがい) 上(うい)ぬ井戸(か ー)は富村井戸ともいうけどね、あそこにには私なんか小さいころね、部落からこう上がって行って上(うい)ぬ井戸(か ー)に行くと、向こうは割れになっていたんだよ。そこに当時は、桑の木なんかもあったから、私なんかは桑の木をつかまえて下を見てあれを見てからね、「いい、なっくらーぬ、怖い。」と言っていたよ。あの昭和何年だったかな。あの時の校長が富村っていう人だったんだよ。そしてあのころは鉄筋もないからね、西表から竹を取ってきて割ってから、鉄筋の代用にみんな巻いてからね、コンクリを流して向こう造ったんだよ。あのころはバラスも無いでしょ。小さい石を学校の生徒も一緒にみんなアオダ〔畚〕で運んでね、この井戸は完成したわけさ。そしたら、「じゃこの井戸は名前何と付けけるか。」と部落で協議したわけ。そしたら、学校の先生なんかも協力して子ども生徒なんかもやってねこんなやってあれも数でやってみんなできたわけだから、あの先生の校長の名前とって付けるといって決めたのが富村井戸。これはそのときの校長の名前だよ。
全体の記録時間数 2:33
物語の時間数 2:19
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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