
宮古にもこの話はあると分からんけどさね。子供が生まれたら、前は薪燃やしたでしょ。薪燃やしてからが鍋は煤で黒くしていたでしょね。この話はよ、子供が生まれたらよ、鍋からあの黒い煤を取ってきて、ピャックと言って眉と眉の間に付けられたその由来さ。ある家の旦那さんが、何の仕事かは分からんけどさ、山に行かれたら暗くなって、お家(うち)に帰られなかったって。帰られなくて山に泊まっているとよ、誰かが、「サリーサリー」と言って来て、問答するから聞いていたらよ、神様であったかも分からんさ。「東に生まれた男は箕(しょーき)生まれと名前を付けて、西の女の子供には福と名前付けてきた。」いうのを聞かれたって。その旦那さんは、自分の家も隣の家の妻もね、妊娠していたから、「多分これじゃないかなあ。」と思ってさ、朝お家(うち)に帰られたら男の子供が生まれていたって。その旦那さんはすぐ鍋の黒いのを取ってもってきてよ、生まれた子供にどピャックを付けられたって。これからがね、人間が子供産むでしょ。産まれたらよ、産水を使う前に、別の人が来て名前を付けないうちによ、すぐ鍋の黒い煤を持ってきてよ、ピャックと付けるようになったって。
| レコード番号 | 47O200558 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C033 |
| 決定題名 | ピャークの由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 鳩間ヒヤマ |
| 話者名かな | はとまひやま |
| 生年月日 | 19061020 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字鳩間 |
| 記録日 | 19960915 |
| 記録者の所属組織 | 竹富町口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字鳩間T122A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 沖国大国文学科平成9度卒業論文 鳩間島の民話 p52 |
| キーワード | 煤 |
| 梗概(こうがい) | 宮古にもこの話はあると分からんけどさね。子供が生まれたら、前は薪燃やしたでしょ。薪燃やしてからが鍋は煤で黒くしていたでしょね。この話はよ、子供が生まれたらよ、鍋からあの黒い煤を取ってきて、ピャックと言って眉と眉の間に付けられたその由来さ。ある家の旦那さんが、何の仕事かは分からんけどさ、山に行かれたら暗くなって、お家(うち)に帰られなかったって。帰られなくて山に泊まっているとよ、誰かが、「サリーサリー」と言って来て、問答するから聞いていたらよ、神様であったかも分からんさ。「東に生まれた男は箕(しょーき)生まれと名前を付けて、西の女の子供には福と名前付けてきた。」いうのを聞かれたって。その旦那さんは、自分の家も隣の家の妻もね、妊娠していたから、「多分これじゃないかなあ。」と思ってさ、朝お家(うち)に帰られたら男の子供が生まれていたって。その旦那さんはすぐ鍋の黒いのを取ってもってきてよ、生まれた子供にどピャックを付けられたって。これからがね、人間が子供産むでしょ。産まれたらよ、産水を使う前に、別の人が来て名前を付けないうちによ、すぐ鍋の黒い煤を持ってきてよ、ピャックと付けるようになったって。 |
| 全体の記録時間数 | 9:03 |
| 物語の時間数 | 8:43 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |