
昔首里の役人が各地を巡視中、竹富島に寄った。村の人達はかしこまって迎えたが、西塘という子供だけは木に登って役人達を見ていた。それに気づいた役人が、子供を呼んで、蜜柑を半分に割って両手に渡した。その子供は蜜柑を左右交互に食べた。全部食べた後、役人が子供に、「右の蜜柑と左の蜜柑、どちらがおいしかったか」と尋ねると、子供は両手を叩いて「どちらの手が先に音が鳴りましたか。」と聞き返した。その言葉を聞き、役人は「この子は偉い人物になる」と言って、首里に連れて行き、役人にした。ある日、首里城を築くための相談をもちかけられ、西塘は「城を屏風のように築くと良い」と助言した。その結果、首里城は頑丈になった。それで西塘は出世し、八重山を治めるようになった。
| レコード番号 | 47O200290 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C017 |
| 決定題名 | 西塘(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 赤山喜介 |
| 話者名かな | あかやまきすけ |
| 生年月日 | 19190420 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19950322 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T07A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 蜜柑,両手,音,首里城,屏風 |
| 梗概(こうがい) | 昔首里の役人が各地を巡視中、竹富島に寄った。村の人達はかしこまって迎えたが、西塘という子供だけは木に登って役人達を見ていた。それに気づいた役人が、子供を呼んで、蜜柑を半分に割って両手に渡した。その子供は蜜柑を左右交互に食べた。全部食べた後、役人が子供に、「右の蜜柑と左の蜜柑、どちらがおいしかったか」と尋ねると、子供は両手を叩いて「どちらの手が先に音が鳴りましたか。」と聞き返した。その言葉を聞き、役人は「この子は偉い人物になる」と言って、首里に連れて行き、役人にした。ある日、首里城を築くための相談をもちかけられ、西塘は「城を屏風のように築くと良い」と助言した。その結果、首里城は頑丈になった。それで西塘は出世し、八重山を治めるようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:42 |
| 物語の時間数 | 4:31 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |