竹富の六山神(共通語)

概要

この六山(むーやま)の御嶽にね、それぞれ氏子がおりますの。それで、豊年祭とか物を蒔き始める時のね、ナーキヨイって言ってからね、このお祭が大きなお祭ですよねえ。それで、その時に、私達は、昔から、花城御嶽から分けた御嶽の東美崎(あいみしゃし)にお米と粟の団子を作ってね、またそれに供え物としてお酒やら御馳走作ってねえ、御嶽に持って行って供えて、あそこで、「今年は収穫させてもらって、豊作してもらってありがとうございます。」という礼儀をあげてね、それは午前中で済んで帰ってきて、それからまた花城御嶽に行きますよ。またそこでもお願いしてね。また、公民館の公民館の役職員が参詣人としていらっしゃるの。この人達は、六山(むーやま)、八山(やーやま)もね、みんな回られるんですよね。その時にいらした場合は、豊年祭の歌がありますからね、その豊年祭の歌を歌って、参詣人がいらっしゃったらね、こっちも歌を歌って鳥居の前でね、出迎えて、一応中にお通しして祈願します。あれからまた公民館の行事がありますよ。
 六山(むーやま)はね、玻座間御嶽、仲筋御嶽、幸本御嶽(こんとんうたけ)、細原(くまばら)御嶽、それに花城御嶽、波利若御嶽(はりわかうたけ)とこの六つね。これは一応、氏子の御嶽であって、また公民館にね、小さい一つの御嶽があって、この御嶽とまた清明御嶽、国仲御嶽のこの三箇所があるんですよ。国仲御嶽はねえ、公民館の前にあって、那覇のソノヒャン御嶽ね、あそこの分神とかね。
・ナーキヨイ‥‥長月願いという行事で、旧暦の一一月中のきのえ、またはつちのえの日に行われる。年末も近いので、来年の諸作物が豊作であるように祈願する。六つの御嶽の氏子たちは珊瑚菜(さぶな)、海藻(つのまた)、マンジュマイ(ぱぱいや)、マミナー(もやし)などの味噌あえを作り、高膳に山と盛って神前に供える。また、酒、米、ウフミシャク(大神饌)も供え、三三拝の拝礼を厳かに行う。・東美崎(あいみしゃし)‥‥花城御嶽の分祀した島の東の方の拝所。・八山(やーやま)‥‥六山に島造りの神の清明御嶽・平和の守りの神の国仲御嶽を加えて八山と呼ぶ。・清明御嶽‥‥特定の氏子集団を持たず、村全体によって祭られている御嶽。本来は前の御嶽(まいぬおん)と呼ばれていた。主として雨を司る神だとされている。・国仲御嶽‥‥平和の守り神。

再生時間:4:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O200288
CD番号 47O20C017
決定題名 竹富の六山神(共通語)
話者がつけた題名
話者名 東里玉江
話者名かな あいざとたまえ
生年月日 19290528
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字竹富
記録日 19950322
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字竹富T07A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p6
キーワード 氏子,豊年祭,
梗概(こうがい) この六山(むーやま)の御嶽にね、それぞれ氏子がおりますの。それで、豊年祭とか物を蒔き始める時のね、ナーキヨイって言ってからね、このお祭が大きなお祭ですよねえ。それで、その時に、私達は、昔から、花城御嶽から分けた御嶽の東美崎(あいみしゃし)にお米と粟の団子を作ってね、またそれに供え物としてお酒やら御馳走作ってねえ、御嶽に持って行って供えて、あそこで、「今年は収穫させてもらって、豊作してもらってありがとうございます。」という礼儀をあげてね、それは午前中で済んで帰ってきて、それからまた花城御嶽に行きますよ。またそこでもお願いしてね。また、公民館の公民館の役職員が参詣人としていらっしゃるの。この人達は、六山(むーやま)、八山(やーやま)もね、みんな回られるんですよね。その時にいらした場合は、豊年祭の歌がありますからね、その豊年祭の歌を歌って、参詣人がいらっしゃったらね、こっちも歌を歌って鳥居の前でね、出迎えて、一応中にお通しして祈願します。あれからまた公民館の行事がありますよ。  六山(むーやま)はね、玻座間御嶽、仲筋御嶽、幸本御嶽(こんとんうたけ)、細原(くまばら)御嶽、それに花城御嶽、波利若御嶽(はりわかうたけ)とこの六つね。これは一応、氏子の御嶽であって、また公民館にね、小さい一つの御嶽があって、この御嶽とまた清明御嶽、国仲御嶽のこの三箇所があるんですよ。国仲御嶽はねえ、公民館の前にあって、那覇のソノヒャン御嶽ね、あそこの分神とかね。 ・ナーキヨイ‥‥長月願いという行事で、旧暦の一一月中のきのえ、またはつちのえの日に行われる。年末も近いので、来年の諸作物が豊作であるように祈願する。六つの御嶽の氏子たちは珊瑚菜(さぶな)、海藻(つのまた)、マンジュマイ(ぱぱいや)、マミナー(もやし)などの味噌あえを作り、高膳に山と盛って神前に供える。また、酒、米、ウフミシャク(大神饌)も供え、三三拝の拝礼を厳かに行う。・東美崎(あいみしゃし)‥‥花城御嶽の分祀した島の東の方の拝所。・八山(やーやま)‥‥六山に島造りの神の清明御嶽・平和の守りの神の国仲御嶽を加えて八山と呼ぶ。・清明御嶽‥‥特定の氏子集団を持たず、村全体によって祭られている御嶽。本来は前の御嶽(まいぬおん)と呼ばれていた。主として雨を司る神だとされている。・国仲御嶽‥‥平和の守り神。
全体の記録時間数 5:06
物語の時間数 4:50
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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