知念親方の話(共通語)

概要

知念親方は頓智のある人だった。ハーリー船を造り、家の棟に塩とヒル(にんにく)を置くようにしたのは親方だった。ある日、息子に自分が死んだ後、十日間から一ヶ月も雨が降り続く。その時に蓄えには塩が必要だ。だから、棟の上に塩を包んでヒルと一緒につるしておけと言った。そして自分は海へ行って死んだ。自殺させないようにというので、5月4日に糸満の船を全部出して捜させた。それがハーリー船の由来である。その後一ヶ月雨が降り続いた。しかし、知念の息子達だけは変わらず元気だった。それは彼らが湿ってしたたる滴をなめていたからだ。以来、家を建てるときは魔よけのニンニクと塩を棟の上につるすようになった。

再生時間:6:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O200205
CD番号 47O20C012
決定題名 知念親方の話(共通語)
話者がつけた題名
話者名 東盛弘介
話者名かな あいもりこうすけ
生年月日 19010730
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字竹富
記録日 19750807
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字竹富T42B3
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ハーリー船,塩,にんにく
梗概(こうがい) 知念親方は頓智のある人だった。ハーリー船を造り、家の棟に塩とヒル(にんにく)を置くようにしたのは親方だった。ある日、息子に自分が死んだ後、十日間から一ヶ月も雨が降り続く。その時に蓄えには塩が必要だ。だから、棟の上に塩を包んでヒルと一緒につるしておけと言った。そして自分は海へ行って死んだ。自殺させないようにというので、5月4日に糸満の船を全部出して捜させた。それがハーリー船の由来である。その後一ヶ月雨が降り続いた。しかし、知念の息子達だけは変わらず元気だった。それは彼らが湿ってしたたる滴をなめていたからだ。以来、家を建てるときは魔よけのニンニクと塩を棟の上につるすようになった。
全体の記録時間数 6:27
物語の時間数 6:27
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP