犬の足(方言)

概要

 犬はなぜ片足を上げて小便するか。それは題目ですから、それは言わないでいいですね。とにかく犬は昔はずうっと大昔は足は三つであったらしい。三本しかないので、そして自分でちょっとずつは拾って食べようとするにも、自由に歩けんから非常に困ったらしい。そしてね、困っていたので、ある神様に会ったときてね、「なんとかしてね、私はもう一本の足をもらいたいですが。四本あったら自由に、どちらこちらにも行けるから、食物はさがして食べられるけども、三つの足でなかなか思うようにいかんから、なんとかして私にもう一本の足を下さいませんですか。」と神様に尋ねたらしいね。尋ねたところが、「それじゃ考えてやる。」と神様が話してね、それで、仏壇にある香炉を見たら四つ足があるでしょ。香炉を元は四つ足があったらしい。あれを三つにしてもいいからと思って、香炉に頼んでから一本は取ってきて、犬にくれたからね、犬は自由に歩けるのでね、もう非常に喜んで、「自分は良かった。食べ物も自由に食うわれる。」と言うて、神様への感謝ですからね。神様からもらった足ですから、小便たれては神様に対して非常に失礼だというところで、後からもらった片足は上げて小便やるそうです。そういうことです。

再生時間:1:47

民話詳細DATA

レコード番号 47O200187
CD番号 47O20C011
決定題名 犬の足(方言)
話者がつけた題名
話者名 大山功
話者名かな おおさんこう
生年月日 18921025
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字竹富
記録日 19750807
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字竹富T41B6
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく) おおむかしや
伝承事情
文字化資料 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p100
キーワード 三本,神様,香炉,小便
梗概(こうがい)  犬はなぜ片足を上げて小便するか。それは題目ですから、それは言わないでいいですね。とにかく犬は昔はずうっと大昔は足は三つであったらしい。三本しかないので、そして自分でちょっとずつは拾って食べようとするにも、自由に歩けんから非常に困ったらしい。そしてね、困っていたので、ある神様に会ったときてね、「なんとかしてね、私はもう一本の足をもらいたいですが。四本あったら自由に、どちらこちらにも行けるから、食物はさがして食べられるけども、三つの足でなかなか思うようにいかんから、なんとかして私にもう一本の足を下さいませんですか。」と神様に尋ねたらしいね。尋ねたところが、「それじゃ考えてやる。」と神様が話してね、それで、仏壇にある香炉を見たら四つ足があるでしょ。香炉を元は四つ足があったらしい。あれを三つにしてもいいからと思って、香炉に頼んでから一本は取ってきて、犬にくれたからね、犬は自由に歩けるのでね、もう非常に喜んで、「自分は良かった。食べ物も自由に食うわれる。」と言うて、神様への感謝ですからね。神様からもらった足ですから、小便たれては神様に対して非常に失礼だというところで、後からもらった片足は上げて小便やるそうです。そういうことです。
全体の記録時間数 2:25
物語の時間数 1:47
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP