雨蛙不孝(方言)

概要

 蛙はね、ほんとに親とは何事にも反対であったらしい。西に行けといったら東に行く。東に行けと言ったら西に行く。そういうふうにね、親の言うことを守らないで、今度は親が死ぬ時はね、「私の死んだ後は、一番川の底に祀れ。」と言ってね。そう言ったら山の上に作る思ったのさ。そこが間違いで、その子供はね、もう親の言うことをいつも反対しておったので、「今度はもう親の言う通りに墓を造らなければならない。」と言ってね、川の底に造ったそうです。それで、流れておるところに墓を造って、そして葬式をやった
ところが、その晩は雨がザァーと降ったのでね、墓がみんな流されて,父親の死体もなくなったって。こういう話があります。だから、親も流されてないからという思いで、蛙は雨が降ったら、「クヮン、クヮン、クヮン。」鳴くそうです。

再生時間:1:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O200164
CD番号 47O20C010
決定題名 雨蛙不孝(方言)
話者がつけた題名
話者名 大山功
話者名かな おおさんこう
生年月日 18921025
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字竹富
記録日 19750807
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字竹富T41A2
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p99
キーワード 反対,川の底,父親,墓
梗概(こうがい)  蛙はね、ほんとに親とは何事にも反対であったらしい。西に行けといったら東に行く。東に行けと言ったら西に行く。そういうふうにね、親の言うことを守らないで、今度は親が死ぬ時はね、「私の死んだ後は、一番川の底に祀れ。」と言ってね。そう言ったら山の上に作る思ったのさ。そこが間違いで、その子供はね、もう親の言うことをいつも反対しておったので、「今度はもう親の言う通りに墓を造らなければならない。」と言ってね、川の底に造ったそうです。それで、流れておるところに墓を造って、そして葬式をやった ところが、その晩は雨がザァーと降ったのでね、墓がみんな流されて,父親の死体もなくなったって。こういう話があります。だから、親も流されてないからという思いで、蛙は雨が降ったら、「クヮン、クヮン、クヮン。」鳴くそうです。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:15
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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