
あるところにね、お祝いがあったのでね、雀と蝙蝠とに余興をやるにう頼んだらしい。そうしたところがもう雀は、もう宴会に出ようとしておるうちに、親が亡くなったって言うから、自分が出られないと思って、鉢巻きを落としたのが、今でも首に巻いてある。そして、「雀は、孝行の鳥であっる。」と言って、もう年から年中、瓦屋の下とか、屋根の萱の中に住むようになったらしい。
また、蝙蝠は不孝の鳥であるので、「自分はせっかく頼まれた以上は、自分はこちらのお祝いを済まして帰る。」と言って、余興をやって帰ってくるうちには、自分の親父らの葬式にも間に合わなかったので、「こいつは不孝の鳥だ。」と言って、不孝な鳥だから、もう立派に足に歩くことも出来ない。止まるときは逆さまに止まって、そのうえ、もう木の穴に入っておって、雨が降ったら濡れる。日が照りつけたら、日に照らされ、風にも吹かれるという昔話があります。
| レコード番号 | 47O200161 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C010 |
| 決定題名 | 雀孝行(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大山功 |
| 話者名かな | おおさんこう |
| 生年月日 | 18921025 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19750807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T41A1 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p91 |
| キーワード | 蝙蝠,余興,親父,葬式,逆さま |
| 梗概(こうがい) | あるところにね、お祝いがあったのでね、雀と蝙蝠とに余興をやるにう頼んだらしい。そうしたところがもう雀は、もう宴会に出ようとしておるうちに、親が亡くなったって言うから、自分が出られないと思って、鉢巻きを落としたのが、今でも首に巻いてある。そして、「雀は、孝行の鳥であっる。」と言って、もう年から年中、瓦屋の下とか、屋根の萱の中に住むようになったらしい。 また、蝙蝠は不孝の鳥であるので、「自分はせっかく頼まれた以上は、自分はこちらのお祝いを済まして帰る。」と言って、余興をやって帰ってくるうちには、自分の親父らの葬式にも間に合わなかったので、「こいつは不孝の鳥だ。」と言って、不孝な鳥だから、もう立派に足に歩くことも出来ない。止まるときは逆さまに止まって、そのうえ、もう木の穴に入っておって、雨が降ったら濡れる。日が照りつけたら、日に照らされ、風にも吹かれるという昔話があります。 |
| 全体の記録時間数 | 2:15 |
| 物語の時間数 | 1:21 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |