
その子供は、いつも親不孝者でですね、親が左と言ったら右に行く、右と言ったら左に行く、前と言ったら後ろ、後ろと言ったら前にと、いっつもその親の言うことは全然聞かなかったそうです。ところでね、親が死ぬときに、「こやつは親の言うことを反対にするから。」と親は思って、「私が死ぬときはね、海端に持って行って葬りなさい。」と。そう言ったら、今の家に葬ってくれるからということで、反対に言ったそうです。それで親が死んだから、「今度こそはもう親の言うことを聞かんといけないな。」と思って、親が言ったように浜に葬ったそうです。そう思って帰って来る途中に大雨でね、墓が流れてないそうです。だから、墓参りもせんかったら済まないと思って墓参りしようと言って、来たところが雨に流されてないそうです。それで蛙は親不孝になったそうです。
| レコード番号 | 47O200084 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C006 |
| 決定題名 | 雨蛙不孝(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 生盛多良 |
| 話者名かな | せいもりたらー |
| 生年月日 | 18931015 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19750807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T43A4 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p99 |
| キーワード | 反対,大雨,墓 |
| 梗概(こうがい) | その子供は、いつも親不孝者でですね、親が左と言ったら右に行く、右と言ったら左に行く、前と言ったら後ろ、後ろと言ったら前にと、いっつもその親の言うことは全然聞かなかったそうです。ところでね、親が死ぬときに、「こやつは親の言うことを反対にするから。」と親は思って、「私が死ぬときはね、海端に持って行って葬りなさい。」と。そう言ったら、今の家に葬ってくれるからということで、反対に言ったそうです。それで親が死んだから、「今度こそはもう親の言うことを聞かんといけないな。」と思って、親が言ったように浜に葬ったそうです。そう思って帰って来る途中に大雨でね、墓が流れてないそうです。だから、墓参りもせんかったら済まないと思って墓参りしようと言って、来たところが雨に流されてないそうです。それで蛙は親不孝になったそうです。 |
| 全体の記録時間数 | 1:24 |
| 物語の時間数 | 1:15 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |