
蛙は、親不孝者でございまして、お父さんが話しましたらね、いつもお父さんと必ず反対にね、やってくるから、お父さんはね、もういよいよ死に際になってね、「これはもう反対に受け取るもんだから、もう反対に言うといた方がいいだろう。」と思いましてね、「僕が死んだら、川の側に墓を作ってくれ。」とおっしゃったらしいですね。そしたらもう蛙は、「もういつもお父さんと反対しよったから、死に際には、もうお父さんの一声ね、聞いたから、もう本気に受けんとならん。」と思いましてね、川の側に墓を作りました。そしたところその晩に、大水でね、もういっぺんにもう墓もね、みんな流されてしまったそうでございます。それで、蛙は親不孝者だといいます。
| レコード番号 | 47O200069 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C005 |
| 決定題名 | 雨蛙不孝(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 南風盛八重 |
| 話者名かな | はえもりやえ |
| 生年月日 | 18970211 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19750807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T39B3 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p98 |
| キーワード | 反対,川,墓 |
| 梗概(こうがい) | 蛙は、親不孝者でございまして、お父さんが話しましたらね、いつもお父さんと必ず反対にね、やってくるから、お父さんはね、もういよいよ死に際になってね、「これはもう反対に受け取るもんだから、もう反対に言うといた方がいいだろう。」と思いましてね、「僕が死んだら、川の側に墓を作ってくれ。」とおっしゃったらしいですね。そしたらもう蛙は、「もういつもお父さんと反対しよったから、死に際には、もうお父さんの一声ね、聞いたから、もう本気に受けんとならん。」と思いましてね、川の側に墓を作りました。そしたところその晩に、大水でね、もういっぺんにもう墓もね、みんな流されてしまったそうでございます。それで、蛙は親不孝者だといいます。 |
| 全体の記録時間数 | 1:58 |
| 物語の時間数 | 1:02 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |