
まあ、雀とコウモリとおるわけですね。それで、雀はとく親に対して、親の言うこともよく聞いて、まあ親に対する孝養もよくやってくれる。コウモリという鳥は、親が右と言えば左、左と言えば右、絶対に親の言うことを聞かない。それで、やはり雀は、親からどんな風が吹いても、雨が吹いてもですね、ちょうど屋根の下に住むようなね、習性を与えてもらった。それで、コウモリは、絶対親不孝なもんと言ってですね、「お前は人前にも出るな。」と言われたから、洞穴に住んで、飛んで行くのは飛んで行くけども、止まるときも逆さまになってですね、普通の鳥みたいようには立派に座ることもできない。これはそうして一生を過ごすことになったと聞いておるわけです。
| レコード番号 | 47O200055 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C004 |
| 決定題名 | 雀孝行(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 鳥と鳥との出会いの話 |
| 話者名 | 前野長用 |
| 話者名かな | まえのちょうよう |
| 生年月日 | 18920404 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19750807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T39A1 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p91 |
| キーワード | コウモリ |
| 梗概(こうがい) | まあ、雀とコウモリとおるわけですね。それで、雀はとく親に対して、親の言うこともよく聞いて、まあ親に対する孝養もよくやってくれる。コウモリという鳥は、親が右と言えば左、左と言えば右、絶対に親の言うことを聞かない。それで、やはり雀は、親からどんな風が吹いても、雨が吹いてもですね、ちょうど屋根の下に住むようなね、習性を与えてもらった。それで、コウモリは、絶対親不孝なもんと言ってですね、「お前は人前にも出るな。」と言われたから、洞穴に住んで、飛んで行くのは飛んで行くけども、止まるときも逆さまになってですね、普通の鳥みたいようには立派に座ることもできない。これはそうして一生を過ごすことになったと聞いておるわけです。 |
| 全体の記録時間数 | 1:56 |
| 物語の時間数 | 1:22 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |