上江洲門中の始まり(シマグチ混) 

概要

若死にするんです。みんな結婚してもすぐ亡くなったりして、結婚しないうちに亡くなったり、そいで昔よ、ううん、城人、城人今の、あのあれから、王奥の女、みたいな。首里城に行く女は城人と言ってました。城人と言ってたそうです、私も親先祖(うやふぁーふじ)から聞きましたけどね。それで北谷から連れられて行って、あっちで、首里で、御主加那志前のシリジトゥにして、あっちで働いていましたけどね、あのわからんけどある何(なん)とかという里主と、仲良くなって、それで妊娠したそうです。妊娠したからこれこれがううん、御主加那志前に、知られて、知れてしまって、それでその里主はう、打首、されて、その城人は妊娠し、しているからそのまま許されて、北谷に帰ってきたんです。北谷に帰ってきて、北谷いてその子産んだから、うやっくゎなー、あん死んどーしぇーやー(父親はもう死んでいるでしょ)、この子どもの親はもう亡くなったし、うちくるされてね(打首にされてね)自分はもう、こんな落ちぶれて北谷にしまに帰ってきたから、殺して、親子とも亡くなったそうです。それで若い時に亡くなったもんだからね、それのゆ、あれかわからんけどね、このイジグヮチ兄弟(ちょーれー)んかい、美人(ちゅらかーぎー)が産まれる。とっても。美人(ちゅらかーぎー)がうまりーしがや(産まれるけど)、産まれるけどね、若死にするって。もう昔も、17、8歳数えで19歳や22、3歳とか、こんなして若死にするもんだから、家(うち)の親先祖からですね、女の子が産まれたら、すぐ産まれたらよう、うん、すぐ、だーちゃーなかいてー、やなかーぎーが産まれとん、やなかーぎーが産まれとん、やなかーぎーが産まれとん(かわいくない子が産まれた、かわいくない子が産まれた、かわいくない子が産まれた)りちてーうん(と言ってね)、顔小(ちゅらぐゎー)なでぃてぃ(なでて)、あんさーなかい(そして)、あれ顔〔ちゅらー〕やてぃん(でも)赤ちゃんぬわからしぇーや(赤ちゃんはわからないでしょ)、いなぐぬうまりーね(女の子が産まれたら)、いきがーあらん(男の子ではない)、いなぐぬうまりー、女の子が産まれたら、やなかーぎーがうまれとん、やなかーぎー、やなかーぎーがうまれとん(かわいくない子が産まれた、かわいくない、かわいくない子が産まれた)、と言ってね、すぐ産まれた時に、顔撫でて、そのまま育ててよ、んぐとぅーするんりちてー(そんなふうにすると言って)、これを聞いた、わんねぇちちょーるばーてー(私も聞いているのよ)、私も。シジグヮーのしんかー(身内)、全部わかるよ、これだけ。うちは一番わかる、みんなわかる、だいたい。あんさーこんなにしてね、女の子を育てたそうです。この城人のあれじゃないかねえ、って言ってましたけど。

再生時間:3:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O419078
CD番号 47O41C468
決定題名 上江洲門中の始まり(シマグチ混) 
話者がつけた題名
話者名 中村光子
話者名かな なかむらみつこ
生年月日 19280530
性別
出身地 北谷町
記録日 19960814
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 北谷町T20B10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 若死に,城人,首里城,御主加那志前,打首,妊娠,北谷
梗概(こうがい) 若死にするんです。みんな結婚してもすぐ亡くなったりして、結婚しないうちに亡くなったり、そいで昔よ、ううん、城人、城人今の、あのあれから、王奥の女、みたいな。首里城に行く女は城人と言ってました。城人と言ってたそうです、私も親先祖(うやふぁーふじ)から聞きましたけどね。それで北谷から連れられて行って、あっちで、首里で、御主加那志前のシリジトゥにして、あっちで働いていましたけどね、あのわからんけどある何(なん)とかという里主と、仲良くなって、それで妊娠したそうです。妊娠したからこれこれがううん、御主加那志前に、知られて、知れてしまって、それでその里主はう、打首、されて、その城人は妊娠し、しているからそのまま許されて、北谷に帰ってきたんです。北谷に帰ってきて、北谷いてその子産んだから、うやっくゎなー、あん死んどーしぇーやー(父親はもう死んでいるでしょ)、この子どもの親はもう亡くなったし、うちくるされてね(打首にされてね)自分はもう、こんな落ちぶれて北谷にしまに帰ってきたから、殺して、親子とも亡くなったそうです。それで若い時に亡くなったもんだからね、それのゆ、あれかわからんけどね、このイジグヮチ兄弟(ちょーれー)んかい、美人(ちゅらかーぎー)が産まれる。とっても。美人(ちゅらかーぎー)がうまりーしがや(産まれるけど)、産まれるけどね、若死にするって。もう昔も、17、8歳数えで19歳や22、3歳とか、こんなして若死にするもんだから、家(うち)の親先祖からですね、女の子が産まれたら、すぐ産まれたらよう、うん、すぐ、だーちゃーなかいてー、やなかーぎーが産まれとん、やなかーぎーが産まれとん、やなかーぎーが産まれとん(かわいくない子が産まれた、かわいくない子が産まれた、かわいくない子が産まれた)りちてーうん(と言ってね)、顔小(ちゅらぐゎー)なでぃてぃ(なでて)、あんさーなかい(そして)、あれ顔〔ちゅらー〕やてぃん(でも)赤ちゃんぬわからしぇーや(赤ちゃんはわからないでしょ)、いなぐぬうまりーね(女の子が産まれたら)、いきがーあらん(男の子ではない)、いなぐぬうまりー、女の子が産まれたら、やなかーぎーがうまれとん、やなかーぎー、やなかーぎーがうまれとん(かわいくない子が産まれた、かわいくない、かわいくない子が産まれた)、と言ってね、すぐ産まれた時に、顔撫でて、そのまま育ててよ、んぐとぅーするんりちてー(そんなふうにすると言って)、これを聞いた、わんねぇちちょーるばーてー(私も聞いているのよ)、私も。シジグヮーのしんかー(身内)、全部わかるよ、これだけ。うちは一番わかる、みんなわかる、だいたい。あんさーこんなにしてね、女の子を育てたそうです。この城人のあれじゃないかねえ、って言ってましたけど。
全体の記録時間数 3:56
物語の時間数 3:50
言語識別 混在 
音源の質
テープ番号
予備項目1

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