野国総官(共通語)

概要

野国は今は嘉手納町のだけど元は嘉手納町はみんな北谷村だったさ。真ん中に空港が出来たから離れてしまったわけ。私はあの時、嘉手納が交通が不便だから北谷から離れたいって言うからね、そん時は村会議員していたからね。「交通の不便はやがて直る。道は出来るから離れないほうがいいよ。」って言って主張したんだ。昔からだいたい北谷はねえ、革新系なんだ。そして嘉手納は保守系なんだ。そういうこともあって
嘉手納は北谷から分かれた。唐の国は大きいから、小さい国に対してはかわいがると言うんでかねえ。そういう意味でお使いが来るですよ。その返礼に行くさ。そのために人を選んで、野国総官も選ばれて唐に行ったと。そしたら、芋の苗があって、唐ではひょっとしたら芋を食べたかもしらんね。食べて、「ああ、これはいいものだ。」と思って、鉢植えにして苗を持っていらっしゃった。それを植えられたんじゃないかな。沖縄は米だけ作っていたから、雨が降らんとか台風なる時はねえ、餓死しよったそうだ。お金を枕元に置いてもお金でもう何も買えないからお金を枕にして死んでいる人もおったって。ところが芋が出来たために、芋は土の中にいるから、風が吹いてもいつでも取れるでしょう。それで助かって、餓死する人がいなくなったらしいよ。野国総官は芋を持ってきたからね、嘉手納に祀ってあるよね。さとうきびも那覇の儀間真常さんが持ってきたが、この人もやはり王様の使いで行ったでしょう。儀間真常は那覇の公園のちょっと小高い所にお祀りしてある。

再生時間:4:18

民話詳細DATA

レコード番号 47O419070
CD番号 47O41C467
決定題名 野国総官(共通語)
話者がつけた題名
話者名 照屋ヒデ
話者名かな てるやひで
生年月日 19100223
性別
出身地 北谷町
記録日 19960814
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 北谷町T20B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 唐,野国総官,芋の苗,儀間真常,
梗概(こうがい) 野国は今は嘉手納町のだけど元は嘉手納町はみんな北谷村だったさ。真ん中に空港が出来たから離れてしまったわけ。私はあの時、嘉手納が交通が不便だから北谷から離れたいって言うからね、そん時は村会議員していたからね。「交通の不便はやがて直る。道は出来るから離れないほうがいいよ。」って言って主張したんだ。昔からだいたい北谷はねえ、革新系なんだ。そして嘉手納は保守系なんだ。そういうこともあって 嘉手納は北谷から分かれた。唐の国は大きいから、小さい国に対してはかわいがると言うんでかねえ。そういう意味でお使いが来るですよ。その返礼に行くさ。そのために人を選んで、野国総官も選ばれて唐に行ったと。そしたら、芋の苗があって、唐ではひょっとしたら芋を食べたかもしらんね。食べて、「ああ、これはいいものだ。」と思って、鉢植えにして苗を持っていらっしゃった。それを植えられたんじゃないかな。沖縄は米だけ作っていたから、雨が降らんとか台風なる時はねえ、餓死しよったそうだ。お金を枕元に置いてもお金でもう何も買えないからお金を枕にして死んでいる人もおったって。ところが芋が出来たために、芋は土の中にいるから、風が吹いてもいつでも取れるでしょう。それで助かって、餓死する人がいなくなったらしいよ。野国総官は芋を持ってきたからね、嘉手納に祀ってあるよね。さとうきびも那覇の儀間真常さんが持ってきたが、この人もやはり王様の使いで行ったでしょう。儀間真常は那覇の公園のちょっと小高い所にお祀りしてある。
全体の記録時間数 4:51
物語の時間数 4:18
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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