ムヌクーヤー(シマグチ)

概要

これもブラジルで聞いた話です。夫は良い人であったが、この妻の方(ほう)は悪い人だったって。それで、物乞いが来たそうだ。妻は物乞いを嫌っていた。「何かください。」と言うが、「あげるものは無い。」といったそうだ。その時に夫が帰ってきたって。それで、「何かください。」と言うと、「お皿に何か入れて食べさせなさい。」と言ったそうだ。妻は犬に食べさせる犬の皿があるでしょ。この物乞いにはそれに入れてあげたって。物乞いはそれをきれいにたいらげて、それで、この皿を返して、夫に、「あなたの妻みてみなさい。あれは死んでいるよ。」とそう言って出ていった。家の中に入って、それで見にいったら妻は倒れていたって。それで、夫が、「あの人に食べさしてあげたのに人を殺した。」と言って、警官を呼んで探したが、その物乞いは見当たらなくて探せなかった。だから、人が何かくださいといったら、少しでもあげないといけないよ。また、上等なお皿に入れてあったら、こんな事にはならなかったはずだが、犬の皿に入れたからこんなことになった。

再生時間:3:03

民話詳細DATA

レコード番号 47O419057
CD番号 47O41C466
決定題名 ムヌクーヤー(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 山川宗善
話者名かな やまかわそうぜん
生年月日 19201110
性別
出身地 北谷町
記録日 19960814
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 北谷町T19A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 ブラジルで聞いた。
キーワード 夫は良い人,妻は悪い人,物乞い,犬の餌入れ
梗概(こうがい) これもブラジルで聞いた話です。夫は良い人であったが、この妻の方(ほう)は悪い人だったって。それで、物乞いが来たそうだ。妻は物乞いを嫌っていた。「何かください。」と言うが、「あげるものは無い。」といったそうだ。その時に夫が帰ってきたって。それで、「何かください。」と言うと、「お皿に何か入れて食べさせなさい。」と言ったそうだ。妻は犬に食べさせる犬の皿があるでしょ。この物乞いにはそれに入れてあげたって。物乞いはそれをきれいにたいらげて、それで、この皿を返して、夫に、「あなたの妻みてみなさい。あれは死んでいるよ。」とそう言って出ていった。家の中に入って、それで見にいったら妻は倒れていたって。それで、夫が、「あの人に食べさしてあげたのに人を殺した。」と言って、警官を呼んで探したが、その物乞いは見当たらなくて探せなかった。だから、人が何かくださいといったら、少しでもあげないといけないよ。また、上等なお皿に入れてあったら、こんな事にはならなかったはずだが、犬の皿に入れたからこんなことになった。
全体の記録時間数 3:04
物語の時間数 3:03
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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