屋良ムルチ(シマグチ混)

概要

屋良ムルチグムイがあって、義本王時代のことの話である。ムルチに大蛇がいて、夜な夜な畑や田んぼを荒らして困っていた。退治しないといけないと、首里王附の王様の耳にまで届いた。ある一人の重臣が14、5歳の娘を生贄にしないといけないと言ったが他の重臣はびっくりして反対した。しばらくして知恵を出したが出し切れずに、王も考えて後は生贄を出すことにし、その娘の親兄弟の面倒を国が見るということになって布令を出した。すると非常に貧しくて母も病気の家庭の娘が名乗り出た。私でも国の為になるなら、そして病気がちの母親の為ならと名乗り出る。そしてその娘が生贄に決まり、王附の係りもそれを認めた。いよいよ当日になって、当時のノロが神に祈りを捧げて白衣装を着た娘は別れの杯をして生贄になる寸前に、天が真っ暗くなって雨が降り、ものすごい稲光が鳴り響き、しばらくシーンとした。それからムルチから大蛇が出てきたが稲光で死んでしまい、娘は助かった。それを見ていた観衆も大歓声をあげて、何ヶ月も日照りが続いていたのも雨が降り、娘も王附から褒美をもらったという話。

再生時間:9:13

民話詳細DATA

レコード番号 47O418997
CD番号 47O41C463
決定題名 屋良ムルチ(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 勝連朝政
話者名かな かつれんちょうせい
生年月日 19230202
性別
出身地 北谷町
記録日 19960814
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 北谷町T16B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 芝居にもあった。
文字化資料
キーワード 屋良ムルチグムイ,義本王時代,大蛇,退治,生贄,ノロ,神,雨,稲光,日照り
梗概(こうがい) 屋良ムルチグムイがあって、義本王時代のことの話である。ムルチに大蛇がいて、夜な夜な畑や田んぼを荒らして困っていた。退治しないといけないと、首里王附の王様の耳にまで届いた。ある一人の重臣が14、5歳の娘を生贄にしないといけないと言ったが他の重臣はびっくりして反対した。しばらくして知恵を出したが出し切れずに、王も考えて後は生贄を出すことにし、その娘の親兄弟の面倒を国が見るということになって布令を出した。すると非常に貧しくて母も病気の家庭の娘が名乗り出た。私でも国の為になるなら、そして病気がちの母親の為ならと名乗り出る。そしてその娘が生贄に決まり、王附の係りもそれを認めた。いよいよ当日になって、当時のノロが神に祈りを捧げて白衣装を着た娘は別れの杯をして生贄になる寸前に、天が真っ暗くなって雨が降り、ものすごい稲光が鳴り響き、しばらくシーンとした。それからムルチから大蛇が出てきたが稲光で死んでしまい、娘は助かった。それを見ていた観衆も大歓声をあげて、何ヶ月も日照りが続いていたのも雨が降り、娘も王附から褒美をもらったという話。
全体の記録時間数 9:17
物語の時間数 9:13
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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