戦前の話(シマグチ混)

概要

上勢頭にはノロはいなかった。最初は山でデコボコだったのを開墾して集落にした。親祖父母が首里から下りて来て、組の人たちで開墾した。町田は本家が那覇で、二番が与那原だが、町田の場合は与那原から平上に来てそこから分かれてきている。昔は嘉手納と北谷が一緒で、北谷は桑江が町で、嘉手納今の金宮商店の所に製糖工場があったので、そこが栄えていた。戦前は那覇に出るということはめったになかった。那覇にジュリ遊びに行くのは砂糖運搬や馬車持ちなどで商売をしている人達だった。また、嘉手納までは歩いて汽車は海岸線から那覇まで通っていた。サトウキビを搾ったカスも束ねて歩いて那覇まで売りに行っていたそうだ。草履はあっても懐に入れて、那覇に行ってから草履を出してはいたという。だから、昔と今のことは話にもならないね。昭和15、6年頃にアイスケーキもあった。芋も頭に載せて那覇に売りに行って、嘉手納でアイスケーキを買ってバーキに入れて帰るのだが、家に着くまでには溶けていたという話もあった。水道もないから井戸から汲んで担いできたさ。

再生時間:10:36

民話詳細DATA

レコード番号 47O418853
CD番号 47O41C456
決定題名 戦前の話(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 町田宗繁
話者名かな まちだそうはん
生年月日 19201114
性別
出身地 北谷町上勢頭
記録日 19881114
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 北谷町T08B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 上勢頭,開墾,町田は本家が那覇,二番が与那原,嘉手納,製糖工場,砂糖運搬,馬車持ち,汽車
梗概(こうがい) 上勢頭にはノロはいなかった。最初は山でデコボコだったのを開墾して集落にした。親祖父母が首里から下りて来て、組の人たちで開墾した。町田は本家が那覇で、二番が与那原だが、町田の場合は与那原から平上に来てそこから分かれてきている。昔は嘉手納と北谷が一緒で、北谷は桑江が町で、嘉手納今の金宮商店の所に製糖工場があったので、そこが栄えていた。戦前は那覇に出るということはめったになかった。那覇にジュリ遊びに行くのは砂糖運搬や馬車持ちなどで商売をしている人達だった。また、嘉手納までは歩いて汽車は海岸線から那覇まで通っていた。サトウキビを搾ったカスも束ねて歩いて那覇まで売りに行っていたそうだ。草履はあっても懐に入れて、那覇に行ってから草履を出してはいたという。だから、昔と今のことは話にもならないね。昭和15、6年頃にアイスケーキもあった。芋も頭に載せて那覇に売りに行って、嘉手納でアイスケーキを買ってバーキに入れて帰るのだが、家に着くまでには溶けていたという話もあった。水道もないから井戸から汲んで担いできたさ。
全体の記録時間数 10:36
物語の時間数 10:36
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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