普天間権現(共通語)

概要

首里桃原にとても姉と妹がおったそうですがね、今はもうとうに結婚してよそに行ってそして上の姉さんはとても美人で、あの家から外に何処にも行かなかっ出なかったそうですよ。だが世間はその話しを聞いてね、「とても美人というんだが、誰も見たことない。」といってそしてこの妹の婿さんが結局、「あんたの姉さんはとても美人(ちゅらかぁぎぃ)というのに、一目でも見せてくれんか。」といったら妹が、「わしの姉は人に顔見らあらあっ見られたくないと、何時もいっているから。」といって、だが夫は強いてもう自分の妻に、「一目でもいいから見せてくれ。」といったもんだから、「そんならわしに考えがあるから。」といって妹が、じゃあわしが今日は実家に帰るから、わしが帰った時分姉さんと話している時分に、あんたはあの知らんぷりして見なさいな。」といったもんだから、妹と姉さん話している所はもう結局障子を開けて顔見たもんだからもうこの姉さんは、「人に顔見られんから。」といってもうそのままあの首里桃原から普天間にもう逃げて行って、もう普天間の穴の中に入ってもうその後から分からんて、それから普天間権現なったとかいう話しもある。

再生時間:2:30

民話詳細DATA

レコード番号 47O378161
CD番号 47O37C334
決定題名 普天間権現(共通語)
話者がつけた題名
話者名 照屋善徳
話者名かな てるやぜんとく
生年月日 19171125
性別
出身地 南風原町神里
記録日 19910307
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T93A27
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 首里桃原,姉と妹,美人,妹の婿,障子顔見た,普天間の穴の中,普天間権現
梗概(こうがい) 首里桃原にとても姉と妹がおったそうですがね、今はもうとうに結婚してよそに行ってそして上の姉さんはとても美人で、あの家から外に何処にも行かなかっ出なかったそうですよ。だが世間はその話しを聞いてね、「とても美人というんだが、誰も見たことない。」といってそしてこの妹の婿さんが結局、「あんたの姉さんはとても美人(ちゅらかぁぎぃ)というのに、一目でも見せてくれんか。」といったら妹が、「わしの姉は人に顔見らあらあっ見られたくないと、何時もいっているから。」といって、だが夫は強いてもう自分の妻に、「一目でもいいから見せてくれ。」といったもんだから、「そんならわしに考えがあるから。」といって妹が、じゃあわしが今日は実家に帰るから、わしが帰った時分姉さんと話している時分に、あんたはあの知らんぷりして見なさいな。」といったもんだから、妹と姉さん話している所はもう結局障子を開けて顔見たもんだからもうこの姉さんは、「人に顔見られんから。」といってもうそのままあの首里桃原から普天間にもう逃げて行って、もう普天間の穴の中に入ってもうその後から分からんて、それから普天間権現なったとかいう話しもある。
全体の記録時間数 2:37
物語の時間数 2:30
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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