一日橋由来(共通語)

概要

クボウ御獄の側から道があった。その東側に碑門があったが、この戦争で壊され、山川部落に埋めてあった。捜し掘り起こしてみると正面の字はみつからなくなっている。尚真王が2、3歳の頃、病気がちだった。物知りに聞いたら「明日のあけ、首里城の赤田門の前から青年が来る。その青年は助ける神の力を持っているからと、国王に伝えた。国王は青年を城に呼び、「君が尚真王の乳母を遣ってくれたら尚真王は英雄になると、神人から言われているので是非ヤカーになってくれ」と頼まれる。青年が引き受け、神々を拝み、抱いてやると、みるみると飛び回るほど元気になった。尚円王は喜び青年は花城親方となる。花城親方の一族は尚円王時代タルマイ王の次男の系統モリタガワでないかと思われる。この子孫がどうにか出世したいと神々に祈った。物知りが、「首里に行ったら貴方の殷徳が出るから望みが達成されるから」と言われた。その時期がちょうど尚真王の乳母になることになる。尚円王が亡くなり、尚真王が国王になっても親以上に慕った人なので、花城親方が50歳頃病にかかり死んだ時、親方の生まれた島尻、具志頭間切りに葬ることになり、その時、一日で造るようにと百姓を集め造ったのが一日橋である。又、今の山川橋は元大橋(ウヒーバシ)といった。国王の乳母をした人だし、ウフナ(大名)の人だからといって、大橋をウヒーバシと名付けた。この名を残してないのが残念である。

再生時間:7:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O377980
CD番号 47O37C325
決定題名 一日橋由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 大城浩紀
話者名かな おおしろこうき
生年月日 19311230
性別
出身地 南風原町津嘉山
記録日 19910306
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T80B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード クボウ御獄,東側に碑門,山川部落,尚真王,病気がち,物知り,首里城,赤田門,青年,神の力,国王,乳母,ヤカー,元気になった,尚円王,花城親方,タルマイ王,モリタガワ,の殷徳,島尻,具志頭間切り,一日で造る,一日橋,山川橋,大橋,ウヒーバシ
梗概(こうがい) クボウ御獄の側から道があった。その東側に碑門があったが、この戦争で壊され、山川部落に埋めてあった。捜し掘り起こしてみると正面の字はみつからなくなっている。尚真王が2、3歳の頃、病気がちだった。物知りに聞いたら「明日のあけ、首里城の赤田門の前から青年が来る。その青年は助ける神の力を持っているからと、国王に伝えた。国王は青年を城に呼び、「君が尚真王の乳母を遣ってくれたら尚真王は英雄になると、神人から言われているので是非ヤカーになってくれ」と頼まれる。青年が引き受け、神々を拝み、抱いてやると、みるみると飛び回るほど元気になった。尚円王は喜び青年は花城親方となる。花城親方の一族は尚円王時代タルマイ王の次男の系統モリタガワでないかと思われる。この子孫がどうにか出世したいと神々に祈った。物知りが、「首里に行ったら貴方の殷徳が出るから望みが達成されるから」と言われた。その時期がちょうど尚真王の乳母になることになる。尚円王が亡くなり、尚真王が国王になっても親以上に慕った人なので、花城親方が50歳頃病にかかり死んだ時、親方の生まれた島尻、具志頭間切りに葬ることになり、その時、一日で造るようにと百姓を集め造ったのが一日橋である。又、今の山川橋は元大橋(ウヒーバシ)といった。国王の乳母をした人だし、ウフナ(大名)の人だからといって、大橋をウヒーバシと名付けた。この名を残してないのが残念である。
全体の記録時間数 7:34
物語の時間数 7:34
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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