子育て幽霊(共通語)

概要

子を育て、幽霊話というのがあります。島の昔話、民話の中に、この子育て幽霊ということは、ある日、若い妊娠した女の人が亡くなったそうです。そうして、お墓近くにお菓子屋があったけれども、毎日ある店に行ったことのない、行ったことのない婦人が毎日お菓子、買いに来たと、そうして、そのお菓子代を入れた箱の中を見ると、なんとなく、まぁ紙銭(かみじぇに)で、すなわち紙銭(かみじぇに)を焼いた灰がある。これが後生(ぐそぉ)の金ということですが、そうして、その菓子を買った。女の人の後をついて行くと、その女の人は墓の中に入った。不思議に思って、このお菓子屋の人が墓参りするか家族に話したそうです。すると私の家の妊婦が、すなわち妊娠した女が亡くなって十日になるが、お墓をあけて見ると赤ちゃんが生まれて、その乳房にすがっておったと、そうすると、その子供に与えるべく、おか、あのお菓子を買って、通ったんだなぁと、それから赤ちゃんを抱いて帰り、その死体は亡くなったままの姿で寝ておったと言う話であります。すなわち母親というのは、やっぱり亡くなっても、この魂というのは、子を育てる心には義母心というのが、というものである。ということを物語ってるという話であります。

再生時間:2:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O377651
CD番号 47O37C309
決定題名 子育て幽霊(共通語)
話者がつけた題名
話者名 藤村玄計
話者名かな ふじむらげんけい
生年月日 19070328
性別
出身地 多良間
記録日 19910307
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T61A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 若い夫婦が死んだ,女の人,お菓子,紙銭,墓の中,女の乳房,赤ちゃん
梗概(こうがい) 子を育て、幽霊話というのがあります。島の昔話、民話の中に、この子育て幽霊ということは、ある日、若い妊娠した女の人が亡くなったそうです。そうして、お墓近くにお菓子屋があったけれども、毎日ある店に行ったことのない、行ったことのない婦人が毎日お菓子、買いに来たと、そうして、そのお菓子代を入れた箱の中を見ると、なんとなく、まぁ紙銭(かみじぇに)で、すなわち紙銭(かみじぇに)を焼いた灰がある。これが後生(ぐそぉ)の金ということですが、そうして、その菓子を買った。女の人の後をついて行くと、その女の人は墓の中に入った。不思議に思って、このお菓子屋の人が墓参りするか家族に話したそうです。すると私の家の妊婦が、すなわち妊娠した女が亡くなって十日になるが、お墓をあけて見ると赤ちゃんが生まれて、その乳房にすがっておったと、そうすると、その子供に与えるべく、おか、あのお菓子を買って、通ったんだなぁと、それから赤ちゃんを抱いて帰り、その死体は亡くなったままの姿で寝ておったと言う話であります。すなわち母親というのは、やっぱり亡くなっても、この魂というのは、子を育てる心には義母心というのが、というものである。ということを物語ってるという話であります。
全体の記録時間数 2:17
物語の時間数 2:17
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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