松川童(シマグチ)

概要

首里城を造ったので、王様は一般の人に見せた。そこに松川童が来て、柱木を抱いて「アラムンダー」と言ったので、どういう意味かということで、親を呼んで聞くと、「綾の大きいのを使っているのをそういう」と言ったので、良い名であるなと言って、それを使って首里城のことをウムンダシーとつけた。それで王様はあなたは良い名をつけたということで、褒美として饅頭をあげると言って、御用された。そして饅頭を半分に割って、半分をあげて食べさせた後、残りの半分をあげてどちらが美味しいかと聞いた。松川童は手を叩いて、どっちの手が鳴りましたかと聞いた。それで王様は小鳥を手の中に持ち、この鳥は生きているのか死んでいるのかと言うと、童は生きていると言うとあなたは殺すでしょうと言った。また、首里から侍が馬に乗ってやってきた。松川童の親が畑仕事をしていたので、その侍は親に「私が帰って来るまで鍬を何回耕したか数えておけ」と言う。それで親は土を丸めてこれで何回と数えていたので忘れてしまった。それで心配していると、侍が来て、「どうか」と言うと、親は答えられなかった。それで「お前は打ち首だ」と言われたが、童が出て来て、「貴方はこういうが、貴方の馬の足は何回足を変えたか」と言ったので、侍は答えることができずあきらめる。しかし、その後、松川童はあまりにも優れていると何を起こすか分らないので、殺されてしまった。そのことがあってからは松川には優れものは生まれない。

再生時間:5:46

民話詳細DATA

レコード番号 47O377595
CD番号 47O37C307
決定題名 松川童(シマグチ)
話者がつけた題名 松川童の話
話者名 小橋川共脱
話者名かな こばしがわきょうだつ
生年月日 19210310
性別
出身地 南風原町大名
記録日 19910308
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T57A13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 首里城,王様,松川童,柱木,アラムンダー,親,綾の大きい,ウムンダシー,褒美,饅頭,御用,饅頭を半分,どちらが美味しいか,手,小鳥,畑仕事,鍬,打ち首,馬の足,殺された,松川には優れものは生まれない
梗概(こうがい) 首里城を造ったので、王様は一般の人に見せた。そこに松川童が来て、柱木を抱いて「アラムンダー」と言ったので、どういう意味かということで、親を呼んで聞くと、「綾の大きいのを使っているのをそういう」と言ったので、良い名であるなと言って、それを使って首里城のことをウムンダシーとつけた。それで王様はあなたは良い名をつけたということで、褒美として饅頭をあげると言って、御用された。そして饅頭を半分に割って、半分をあげて食べさせた後、残りの半分をあげてどちらが美味しいかと聞いた。松川童は手を叩いて、どっちの手が鳴りましたかと聞いた。それで王様は小鳥を手の中に持ち、この鳥は生きているのか死んでいるのかと言うと、童は生きていると言うとあなたは殺すでしょうと言った。また、首里から侍が馬に乗ってやってきた。松川童の親が畑仕事をしていたので、その侍は親に「私が帰って来るまで鍬を何回耕したか数えておけ」と言う。それで親は土を丸めてこれで何回と数えていたので忘れてしまった。それで心配していると、侍が来て、「どうか」と言うと、親は答えられなかった。それで「お前は打ち首だ」と言われたが、童が出て来て、「貴方はこういうが、貴方の馬の足は何回足を変えたか」と言ったので、侍は答えることができずあきらめる。しかし、その後、松川童はあまりにも優れていると何を起こすか分らないので、殺されてしまった。そのことがあってからは松川には優れものは生まれない。
全体の記録時間数 5:47
物語の時間数 5:46
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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