渡嘉敷ペークー 財産捨て(シマグチ)

概要

船手役人をしている時に、辻、仲島で使ったお金を取り返したのもこの人一人だった。最後の船手役人の時に、辻、仲島、ワタンジ、全員集まりなさいと、ペークーの儲けを分けてあげるということだった。ソージナーを包んで「これはペークーの儲けだよ、取って貰いなさい」とワタンジに置いてきた。全部使ってしまいそれだけしかなかった。
だが、金を使ったジュリにお金を借りに行くと、遊女は「お金もない人にお金を貸すことはできない」と言った。するとペークーは「私は、私の家や倉に稲を刈り取って倉に積んであるからそれを売るまでだ、貸してくれ」と言った。しかし、その中に入っているのはイニカシターラであった。ウンメーが辻から俵がいくら、稲がいくら、マジンがいくらというふうに見に来た。そのウンメーに「おい、久しぶりに那覇から来ているから美味しい米から炊いてさしあげなさい」と。またウンメーも同じ俵から「これは上等か」などと抜いて見たりした。それでウンメーはぺペークーに金を貸したが、いつになっても返してくれなかった。後は差し押さえに来たら、「もう私はないから持って行きなさい」と言ったが、部落中から集めた藁で、稲ではなかった。

再生時間:2:49

民話詳細DATA

レコード番号 47O377594
CD番号 47O37C307
決定題名 渡嘉敷ペークー 財産捨て(シマグチ)
話者がつけた題名 渡嘉敷ペークー
話者名 小橋川共脱
話者名かな こばしがわきょうだつ
生年月日 19210310
性別
出身地 南風原町大名
記録日 19910308
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T57A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 船手役人,辻,仲島,お金を取り返した,、ワタンジ,ペークーの儲け,ジュリ,金を借りに,倉に稲,イニカシターラ,ウンメー,差し押さえ,藁
梗概(こうがい) 船手役人をしている時に、辻、仲島で使ったお金を取り返したのもこの人一人だった。最後の船手役人の時に、辻、仲島、ワタンジ、全員集まりなさいと、ペークーの儲けを分けてあげるということだった。ソージナーを包んで「これはペークーの儲けだよ、取って貰いなさい」とワタンジに置いてきた。全部使ってしまいそれだけしかなかった。 だが、金を使ったジュリにお金を借りに行くと、遊女は「お金もない人にお金を貸すことはできない」と言った。するとペークーは「私は、私の家や倉に稲を刈り取って倉に積んであるからそれを売るまでだ、貸してくれ」と言った。しかし、その中に入っているのはイニカシターラであった。ウンメーが辻から俵がいくら、稲がいくら、マジンがいくらというふうに見に来た。そのウンメーに「おい、久しぶりに那覇から来ているから美味しい米から炊いてさしあげなさい」と。またウンメーも同じ俵から「これは上等か」などと抜いて見たりした。それでウンメーはぺペークーに金を貸したが、いつになっても返してくれなかった。後は差し押さえに来たら、「もう私はないから持って行きなさい」と言ったが、部落中から集めた藁で、稲ではなかった。
全体の記録時間数 2:52
物語の時間数 2:49
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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