
ある時よ、与那覇の浦島太郎という人がさ、こっちから歩いている時に、髪にある入り髪(いりがん)拾って、この入り髪(いりがん)がとってもきれいくて、この男の方はね、毎日あの浜に行ったって、「これは誰の物かね。」と言って、この入り髪(いりがん)持って、臭いぐゎもこれいいからね、それでもう海に行ってたら、ある時、きれいなお嬢さんがみえて、この入り髪(いりがん)を見せたらな、「うんこれ私の物よ。」といってとっても喜んで、この女の人はね、もう、「ありがとう。」て言って、亀が現れて、それから亀の背中に乗せて、この男の人のお礼にといって、龍宮に連れて行ったということさぁ。長い間龍宮に行って、こっちに来たらもう三百年ぐらいなっているから、村の人はこの人が誰かかもう分からんでしょ。で、お家に帰って来ても誰もみえない誰もいないし、もうあっちではもうたくさん遊んでいるからや、だからもう向こうから玉手箱もらっていて、淋しいから、「これ絶対開けるな、もし淋しくなったらまたこの玉手箱持って来なさい。」ということだったけど、やっぱし、「何か入っているのかね。」といって好奇心があるでしょう。だからもう開けてみたら、年寄りになって、あの杖ついて、もうあっちに登っている。この杖が、クサン竹といっているさぁや。これ根っ子を上にして挿したら生えていたって。与那覇のこっちにこの人の屋敷があって、御殿小(ウドンぐゎ)があるよ。そこを拝んでいるわけよ。
| レコード番号 | 47O377496 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C302 |
| 決定題名 | 浦島太郎(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 浦島太郎 |
| 話者名 | 新垣敏子 |
| 話者名かな | あらかきとしこ |
| 生年月日 | 19230310 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 南風原町与那覇 |
| 記録日 | 19910308 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T50A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 与那覇,浦島太郎,入り髪,海,亀,龍宮,玉手箱,年寄り,杖,クサン竹,御殿小 |
| 梗概(こうがい) | ある時よ、与那覇の浦島太郎という人がさ、こっちから歩いている時に、髪にある入り髪(いりがん)拾って、この入り髪(いりがん)がとってもきれいくて、この男の方はね、毎日あの浜に行ったって、「これは誰の物かね。」と言って、この入り髪(いりがん)持って、臭いぐゎもこれいいからね、それでもう海に行ってたら、ある時、きれいなお嬢さんがみえて、この入り髪(いりがん)を見せたらな、「うんこれ私の物よ。」といってとっても喜んで、この女の人はね、もう、「ありがとう。」て言って、亀が現れて、それから亀の背中に乗せて、この男の人のお礼にといって、龍宮に連れて行ったということさぁ。長い間龍宮に行って、こっちに来たらもう三百年ぐらいなっているから、村の人はこの人が誰かかもう分からんでしょ。で、お家に帰って来ても誰もみえない誰もいないし、もうあっちではもうたくさん遊んでいるからや、だからもう向こうから玉手箱もらっていて、淋しいから、「これ絶対開けるな、もし淋しくなったらまたこの玉手箱持って来なさい。」ということだったけど、やっぱし、「何か入っているのかね。」といって好奇心があるでしょう。だからもう開けてみたら、年寄りになって、あの杖ついて、もうあっちに登っている。この杖が、クサン竹といっているさぁや。これ根っ子を上にして挿したら生えていたって。与那覇のこっちにこの人の屋敷があって、御殿小(ウドンぐゎ)があるよ。そこを拝んでいるわけよ。 |
| 全体の記録時間数 | 7:19 |
| 物語の時間数 | 7:18 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |