鬼餅由来(シマグチ)

概要

首里金城に兄妹がいたが、兄は近所の鳥やヤギを取っては殺して食べていたので、皆に憎まれて追い出される。そこで大里の南風原小という所の炭穴に住むが、そこでも家畜を盗んで喰っていたが、あとは人を喰うようになった。その話が妹に聞こえ、そこで確かめに行くが留守だった。釜を開けてみると人間の手が有るのを見て驚き帰ろうとすると兄が帰って来た。兄はおぶわれている妹の子が美味しそうなので、包丁を研ぎに行った。子供をつねって泣かし、おしっこをしたいそうだからと言うと、紐でしばって行かすが、妹はその紐を便所に縛って逃げた。そして石餅を作って兄の所に持って行って、兄を誘い出し、二人は向かい合って座った。兄は崖端に座らせ、自分は奥の方に座って兄には石の入って餅を食べさせた。食べるのに苦労している兄に、「兄さんは口は一つだが私は上にも下にも口があるよ」と、下を肌蹴て見せると、兄はあまりのおかしさにたまりかねて崖から落ちて死んでしまった。

再生時間:6:09

民話詳細DATA

レコード番号 47O377131
CD番号 47O37C287
決定題名 鬼餅由来(シマグチ)
話者がつけた題名 鬼餅由来
話者名 金城カミ
話者名かな きんじょうかみ
生年月日 19000507
性別
出身地 南風原町津嘉山
記録日 19800403
記録者の所属組織 南風原民話の会
元テープ番号 南風原町T31A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 10
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 首里金城,兄妹,鳥やヤギ,殺して食べていた,大里の南風原小,炭穴,人を喰う,釜,人間の手,妹の子,包丁,紐,便所,石餅,崖端,下を肌蹴て見せた
梗概(こうがい) 首里金城に兄妹がいたが、兄は近所の鳥やヤギを取っては殺して食べていたので、皆に憎まれて追い出される。そこで大里の南風原小という所の炭穴に住むが、そこでも家畜を盗んで喰っていたが、あとは人を喰うようになった。その話が妹に聞こえ、そこで確かめに行くが留守だった。釜を開けてみると人間の手が有るのを見て驚き帰ろうとすると兄が帰って来た。兄はおぶわれている妹の子が美味しそうなので、包丁を研ぎに行った。子供をつねって泣かし、おしっこをしたいそうだからと言うと、紐でしばって行かすが、妹はその紐を便所に縛って逃げた。そして石餅を作って兄の所に持って行って、兄を誘い出し、二人は向かい合って座った。兄は崖端に座らせ、自分は奥の方に座って兄には石の入って餅を食べさせた。食べるのに苦労している兄に、「兄さんは口は一つだが私は上にも下にも口があるよ」と、下を肌蹴て見せると、兄はあまりのおかしさにたまりかねて崖から落ちて死んでしまった。
全体の記録時間数 6:15
物語の時間数 6:09
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP