
夫婦になって長いこと子が生まれなかった。長老の前に行くと、「毎日、朝早く花に露が落ちている時にそれを取って来て身体を清めなさい、そうすれば妊娠する」と言われた。妊娠したので名前はどうしたらよいか聞きに行くと、「それは花の千代松とつけなさい」と言う。しかし、その子が5歳になると母親は死ぬから後妻を探してはいけないと言った。5歳になり母が死ぬと、男は妻を探してしまう。千代松にとっては継母で、成長するにしたがって粗末にする。井戸を掘らせるが、千代松は不思議に思い坊主に相談に行くと、1尺穴を掘ると横にも1尺掘りなさい、2尺穴を掘ると横にも2尺掘りなさいと教えた。すると掘っていると継母が上から石をどんどん投げた。坊主に言われた通りに横にも掘ってあったので、その穴に入って行って助かった。今度は高倉から米を下ろして来なさいと言いつけたが、何かあると思い再び坊主に相談に行った。するとそこに入るならどっちか一方から出られるようにしておきなさいと言われた。すると言うや否や高倉に火をつけられたが出て助かった。それから坊主が家を出た方がいいと言われ、隣部落に下男奉公に行き、真面目に働いた。千代松はいつも汚い恰好でいた。娘が年頃になりあちこちから貰いに来るが断っていた。すると、「私の夫になるのは子の家にいます」と言う。そして千代松と夫婦になり、普段は汚い身なりをしていたが、競馬がある時に見物に行く時に弁当も準備したが千代松は行かない。そこで妻にこの家に来た訳を話し、着物も着換えて馬一頭に二人できれいな格好で出かける。すると粗末にした継母は乞食になり、花の千代松の所に物乞いに来るる、千代松は継母に良くしあとは面倒をみる。
| レコード番号 | 47O376647 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C268 |
| 決定題名 | 灰坊 井戸掘り 茅葺 婚姻(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲里亀千代 |
| 話者名かな | なかざとかめちよ |
| 生年月日 | 18961031 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19790729 |
| 記録者の所属組織 | 南風原民話の会 |
| 元テープ番号 | 南風原町T03A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 夫婦,長老,花に露,妊娠,花の千代松,母親は死ぬ,後妻,継母,粗末,井戸掘り横穴,石,高倉,出口,火,隣部落に下男奉公,夫婦,継母は乞食,物乞い |
| 梗概(こうがい) | 夫婦になって長いこと子が生まれなかった。長老の前に行くと、「毎日、朝早く花に露が落ちている時にそれを取って来て身体を清めなさい、そうすれば妊娠する」と言われた。妊娠したので名前はどうしたらよいか聞きに行くと、「それは花の千代松とつけなさい」と言う。しかし、その子が5歳になると母親は死ぬから後妻を探してはいけないと言った。5歳になり母が死ぬと、男は妻を探してしまう。千代松にとっては継母で、成長するにしたがって粗末にする。井戸を掘らせるが、千代松は不思議に思い坊主に相談に行くと、1尺穴を掘ると横にも1尺掘りなさい、2尺穴を掘ると横にも2尺掘りなさいと教えた。すると掘っていると継母が上から石をどんどん投げた。坊主に言われた通りに横にも掘ってあったので、その穴に入って行って助かった。今度は高倉から米を下ろして来なさいと言いつけたが、何かあると思い再び坊主に相談に行った。するとそこに入るならどっちか一方から出られるようにしておきなさいと言われた。すると言うや否や高倉に火をつけられたが出て助かった。それから坊主が家を出た方がいいと言われ、隣部落に下男奉公に行き、真面目に働いた。千代松はいつも汚い恰好でいた。娘が年頃になりあちこちから貰いに来るが断っていた。すると、「私の夫になるのは子の家にいます」と言う。そして千代松と夫婦になり、普段は汚い身なりをしていたが、競馬がある時に見物に行く時に弁当も準備したが千代松は行かない。そこで妻にこの家に来た訳を話し、着物も着換えて馬一頭に二人できれいな格好で出かける。すると粗末にした継母は乞食になり、花の千代松の所に物乞いに来るる、千代松は継母に良くしあとは面倒をみる。 |
| 全体の記録時間数 | 9:23 |
| 物語の時間数 | 9:20 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |