楚辺暗川(共通語)

概要

赤犬子と犬が探した川が楚辺暗川というんだよ。これはね、もう何ヵ月も雨が降らずに、水に困っていたときに、犬が濡れていたって。「今頃、この犬に水をかける人はおらんがな。」と言うて、赤犬子が、その犬の後をついて行ったら、そこに川があったって。この楚辺暗川はよ、暗い川であるわけよ。だからよ、その暗川でね、悪いことをされて、自決した女の人の話もあるよ。これはよ、ある男の人が友だちに騙されて、「あんたが妻にしたいと思っている女が暗川に水を汲みに行きよったよ。」とこの友だちが言ったから、この男は、そこに行ってね、だあ、もうそこは暗い川であるから、そこで関係をもったわけよ。そして、そこから出て来たから、自分の妹になっていたわけ。それで、妹はそこで舌を噛み切って死んだって。そしたから、この男は、「あんたが、僕を誤魔化したわけだからあんたに遺念が当たるよ。」と言ったから、この友だちに、遺念が当たったという話が出ておったですよ。

再生時間:0:49

民話詳細DATA

レコード番号 47O361329
CD番号 47O36C050
決定題名 楚辺暗川(共通語)
話者がつけた題名
話者名 城間英喜
話者名かな しろまえいき
生年月日 19111117
性別
出身地 沖縄県西原町字棚原
記録日 19880813
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町補足調査No4A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 赤犬子,犬,楚辺暗川,遺念,楚辺,井戸
梗概(こうがい) 赤犬子と犬が探した川が楚辺暗川というんだよ。これはね、もう何ヵ月も雨が降らずに、水に困っていたときに、犬が濡れていたって。「今頃、この犬に水をかける人はおらんがな。」と言うて、赤犬子が、その犬の後をついて行ったら、そこに川があったって。この楚辺暗川はよ、暗い川であるわけよ。だからよ、その暗川でね、悪いことをされて、自決した女の人の話もあるよ。これはよ、ある男の人が友だちに騙されて、「あんたが妻にしたいと思っている女が暗川に水を汲みに行きよったよ。」とこの友だちが言ったから、この男は、そこに行ってね、だあ、もうそこは暗い川であるから、そこで関係をもったわけよ。そして、そこから出て来たから、自分の妹になっていたわけ。それで、妹はそこで舌を噛み切って死んだって。そしたから、この男は、「あんたが、僕を誤魔化したわけだからあんたに遺念が当たるよ。」と言ったから、この友だちに、遺念が当たったという話が出ておったですよ。
全体の記録時間数 1:02
物語の時間数 0:49
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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