子供の肝(シマグチ)

概要

その人は三人の男の子がいた。その人は宝を隠しており、その宝を自分を大切にしてくれる子にあげようと三人の息子の心を試そうとした。そして長男に「自分は体が弱っているので、お前の子を殺して、その乳を私に飲ませて私を助けてくれ。」と言うと、長男は、「それはできない。子供を殺して年老いた親を助けるわけにはいかない。」と言った。次に次男に同じように言うと、次男は「自分の子供を殺してまでも親を助けることは出来ない。」といった。今度は三男に言うと、三男は「子供はまたできるが、親は一人しかいない。自分の子供を殺して親を助ける。」と言った。父親は三男に「三本松が生えている真ん中にその子を埋めなさい。」と言った。三男は泣く泣く言われた通りにその子を埋めた。三男は子供を殺すことが出来なかったのか、生きたまま埋めようとした。母親は子供を抱いたまま泣いて、三男が穴を掘って埋めると宝が出てきた。それを三男はいただいたという。父親は三人の息子の気持ちを知るためにしたことであり、親思いの三男が宝をもらうことができたという。

再生時間:4:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O361091
CD番号 47O36C039
決定題名 子供の肝(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宮平マカト
話者名かな みやひらまかと
生年月日 18980315
性別
出身地 沖縄県西原町字与那城69
記録日 19830813
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字与那城調査4班T39B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 三男孝行,親孝行,子供の肝,仲順流れ
梗概(こうがい) その人は三人の男の子がいた。その人は宝を隠しており、その宝を自分を大切にしてくれる子にあげようと三人の息子の心を試そうとした。そして長男に「自分は体が弱っているので、お前の子を殺して、その乳を私に飲ませて私を助けてくれ。」と言うと、長男は、「それはできない。子供を殺して年老いた親を助けるわけにはいかない。」と言った。次に次男に同じように言うと、次男は「自分の子供を殺してまでも親を助けることは出来ない。」といった。今度は三男に言うと、三男は「子供はまたできるが、親は一人しかいない。自分の子供を殺して親を助ける。」と言った。父親は三男に「三本松が生えている真ん中にその子を埋めなさい。」と言った。三男は泣く泣く言われた通りにその子を埋めた。三男は子供を殺すことが出来なかったのか、生きたまま埋めようとした。母親は子供を抱いたまま泣いて、三男が穴を掘って埋めると宝が出てきた。それを三男はいただいたという。父親は三人の息子の気持ちを知るためにしたことであり、親思いの三男が宝をもらうことができたという。
全体の記録時間数 4:21
物語の時間数 4:11
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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