幸地の始まり(共通語)

概要

幸地はですねぇ、西原の始まりですね。幸地という漢字の方もですねぇ、ここは土地が高いところにあるから、昔は高いという字で、「高地」と書いたらしいですがね。字がいつ幸い地と書いて「幸地」に直したかについてはわからない。確かに頭のいい方が直したんじゃないですかねぇ。ここの門中はですねぇ、一番古いのは、仲門ですねぇ、姓は翁長ですが一番最初に字を開いた門中と言って、あっちは石川の伊波部落の仲門から来ている。その後、幸地按司という方が、「こっちの政治を執りなさい。」ということでですね、この方は後から来られたわけです。仲門と幸地按司がこっちに来たのは後と先であっても元の出身地は仲門と一緒なんですね。私たちが幸地按司の子孫だから本当は澤祇だが、今は幸地按司門中と言っている。戸数が多いのは、まあ伊芸・澤祇・仲宗根門中が多いんじゃない。戦前は戸数が百八十で、人口は九百七十名。そういうことで、あともう二、三年すれば千人祝いができるんだというときに戦争が来て、五十六パーセント戦死して百八十三所帯の中で所帯全滅が三十八所帯ですかねぇ。今はもう人口が増えてまあ今年の三月現在で、千三百九十七名。もっとも元からいる区民と新しく入ってきた人との割合は四、六ぐらいかね。

再生時間:7:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O360997
CD番号 47O36C035
決定題名 幸地の始まり(共通語)
話者がつけた題名
話者名 与那嶺誠栄幸
話者名かな よなみねえいこう
生年月日 19240417
性別
出身地 沖縄県西原町字幸地
記録日 19830813
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字幸地調査班T35A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 お年寄りから聞いた
文字化資料 西原町史 別巻西原の民話P303
キーワード 幸地,西原,門中,仲門,翁長,石川,伊波部落,幸地按司
梗概(こうがい) 幸地はですねぇ、西原の始まりですね。幸地という漢字の方もですねぇ、ここは土地が高いところにあるから、昔は高いという字で、「高地」と書いたらしいですがね。字がいつ幸い地と書いて「幸地」に直したかについてはわからない。確かに頭のいい方が直したんじゃないですかねぇ。ここの門中はですねぇ、一番古いのは、仲門ですねぇ、姓は翁長ですが一番最初に字を開いた門中と言って、あっちは石川の伊波部落の仲門から来ている。その後、幸地按司という方が、「こっちの政治を執りなさい。」ということでですね、この方は後から来られたわけです。仲門と幸地按司がこっちに来たのは後と先であっても元の出身地は仲門と一緒なんですね。私たちが幸地按司の子孫だから本当は澤祇だが、今は幸地按司門中と言っている。戸数が多いのは、まあ伊芸・澤祇・仲宗根門中が多いんじゃない。戦前は戸数が百八十で、人口は九百七十名。そういうことで、あともう二、三年すれば千人祝いができるんだというときに戦争が来て、五十六パーセント戦死して百八十三所帯の中で所帯全滅が三十八所帯ですかねぇ。今はもう人口が増えてまあ今年の三月現在で、千三百九十七名。もっとも元からいる区民と新しく入ってきた人との割合は四、六ぐらいかね。
全体の記録時間数 7:29
物語の時間数 7:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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