
聞いたらな、ペークは昔の言葉でいうと金係、蔵係。まぁ、今の大蔵省であったわけね。だけど、失敗して北谷に下りて来て、あの人は一時は北谷においでになったんですが、それから、また上がって来たらしい。あのペークは頭もいいしな、武勇も達者で、歌、三味線も上手であるし、知恵もあって、人の師匠となるのが、七つあったらしい。そしてから、この話は、王妃が渡嘉敷ペークに、「これ少しこれだから、妻に持って行って着せなさいよ。」と言ったから、「はい。」と言って取ってからに、もう大変心配して、出て行ったって。それで、「何かね。喜ぶのかなと思ったのに、そんなに心配するのか。」と言ったから、「私はこんなにして粗末な着物を着ているのが、妻であるよ。でもこの着物をつけると思うともう、心配で、これどうしようもありません。」と言ったから、「そんなら、お前の物も一緒に持って行け。」と言って、持たされたって。
| レコード番号 | 47O360962 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C034 |
| 決定題名 | 渡嘉敷ペーク ほうびの片荷 ミソと花鉢(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 野原由道 |
| 話者名かな | のはらゆうどう |
| 生年月日 | 18940805 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県那覇市首里 |
| 記録日 | 19810530 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字池田調査1班T33A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 友達から集まりのときに聞いた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P198 |
| キーワード | 渡嘉敷ペーク,ほうび,着物,妻,王様 |
| 梗概(こうがい) | 聞いたらな、ペークは昔の言葉でいうと金係、蔵係。まぁ、今の大蔵省であったわけね。だけど、失敗して北谷に下りて来て、あの人は一時は北谷においでになったんですが、それから、また上がって来たらしい。あのペークは頭もいいしな、武勇も達者で、歌、三味線も上手であるし、知恵もあって、人の師匠となるのが、七つあったらしい。そしてから、この話は、王妃が渡嘉敷ペークに、「これ少しこれだから、妻に持って行って着せなさいよ。」と言ったから、「はい。」と言って取ってからに、もう大変心配して、出て行ったって。それで、「何かね。喜ぶのかなと思ったのに、そんなに心配するのか。」と言ったから、「私はこんなにして粗末な着物を着ているのが、妻であるよ。でもこの着物をつけると思うともう、心配で、これどうしようもありません。」と言ったから、「そんなら、お前の物も一緒に持って行け。」と言って、持たされたって。 |
| 全体の記録時間数 | 3:24 |
| 物語の時間数 | 3:05 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |