
昔、宜野湾間切我如古村というところに平松があって、この東向きの洞窟の中にマヤーが住んでいたみたい。このマヤーがそこから出て来て人間に化けて、ある百姓の妻になっているみたい。それで妻になって、三人の子どもを産んでから、三人目に、「これは私と夫婦になってから、一緒に食事したことはない。これはいつか、話させてみないといけない。」と言ってからに、この夫は隠れてこれが仕様為様を見たようだ。すると、この物の食べ方がマヤーと同じになってからに、「ああ、これはこのまましたらいけないから。」と言ってからに、「ぜひ、これはこの家庭から出さないといけない。」と言ってからに、この夫は何とも言わないで、サギジョーキーに鰹入れてからに、「お前は、これ持って今日限り出て行ってくれ。」と言ったから、このマヤーはこれを引っ提げてから出たようだ。そうして、この百姓はマヤーの後を追って確かめたみたい。後を追ってみるとよ、このマヤーは洞窟の中に入り込んだみたい。そしたら、この洞窟の中に、同じマヤーたちが、たくさんいたみたいだけど、入口からガチャガチャ言いながら入って、「これは三人も子どもを産むまで、物一言も言わないですぐ私にこれを持たして出て行けと言っているから、ただでは納得はしない。この仕返ししてとらさないとだよ。」と言って、仲間のマヤーに話をしたから、あるマヤーが、「こんなこともう止めた方がいい。お前がどんなにこれしても、人間には仕返しはできないから、止めた方がいいよ。」と言ったから、「あぁ、必ずする。」と言ったから、この相仲のマヤーが、「それで、お前が仕返しをしに行って、もし人間がお前が仕返し行ったときに変な声を出して泣いてすると、お前の夫だったのが、『木のてっぺんに下げられるよ、下げられるよね。』と言うと、お前はもう寄って行けない。お前は、諦めた方がいいよ。」と仲間のマヤーがなだめているみたい。このときから猫が変な声を出して泣いてすると、「木のてっぺんにくびられるよ。」と言う伝えがあったみたいたであります。
| レコード番号 | 47O360808 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C028 |
| 決定題名 | 我如古の化け猫(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 西原裕昌 |
| 話者名かな | にしはらゆうしょう |
| 生年月日 | 19080928 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字翁長 |
| 記録日 | 19820219 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字翁長調査2班9班T28A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 年寄りから聞いた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P639 |
| キーワード | 我如古,化け猫,平松,妻,嫁,猫 |
| 梗概(こうがい) | 昔、宜野湾間切我如古村というところに平松があって、この東向きの洞窟の中にマヤーが住んでいたみたい。このマヤーがそこから出て来て人間に化けて、ある百姓の妻になっているみたい。それで妻になって、三人の子どもを産んでから、三人目に、「これは私と夫婦になってから、一緒に食事したことはない。これはいつか、話させてみないといけない。」と言ってからに、この夫は隠れてこれが仕様為様を見たようだ。すると、この物の食べ方がマヤーと同じになってからに、「ああ、これはこのまましたらいけないから。」と言ってからに、「ぜひ、これはこの家庭から出さないといけない。」と言ってからに、この夫は何とも言わないで、サギジョーキーに鰹入れてからに、「お前は、これ持って今日限り出て行ってくれ。」と言ったから、このマヤーはこれを引っ提げてから出たようだ。そうして、この百姓はマヤーの後を追って確かめたみたい。後を追ってみるとよ、このマヤーは洞窟の中に入り込んだみたい。そしたら、この洞窟の中に、同じマヤーたちが、たくさんいたみたいだけど、入口からガチャガチャ言いながら入って、「これは三人も子どもを産むまで、物一言も言わないですぐ私にこれを持たして出て行けと言っているから、ただでは納得はしない。この仕返ししてとらさないとだよ。」と言って、仲間のマヤーに話をしたから、あるマヤーが、「こんなこともう止めた方がいい。お前がどんなにこれしても、人間には仕返しはできないから、止めた方がいいよ。」と言ったから、「あぁ、必ずする。」と言ったから、この相仲のマヤーが、「それで、お前が仕返しをしに行って、もし人間がお前が仕返し行ったときに変な声を出して泣いてすると、お前の夫だったのが、『木のてっぺんに下げられるよ、下げられるよね。』と言うと、お前はもう寄って行けない。お前は、諦めた方がいいよ。」と仲間のマヤーがなだめているみたい。このときから猫が変な声を出して泣いてすると、「木のてっぺんにくびられるよ。」と言う伝えがあったみたいたであります。 |
| 全体の記録時間数 | 4:28 |
| 物語の時間数 | 4:27 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |