
屁ひり、瓜実というと、久高島から美しいために妾にとられた。それでかわいがられて妊娠した。昔の妾というのは14,5人いた。その中で妊娠したので、残りの妾の人たちが「この人は、ろうかを歩きながら屁をへった。」といった。本当は、やったのかやってないのかわからないが、その為、島に戻された。そして、島に戻されて腹の中にいたカニマツが生まれて、13才まで育てた。そしてやはり妾だったからごはんの食べ方とかいろんなことを教えて暮らしていた。そこ久高島の浜にいろんな種の入ったつぼが流れてきた。それをさがしてきて子供は13才の時に「私の父親はどこにいるのですか。」と尋ねた。それで「実はおまえの父親は首里城の王様だよ。」といった。それで子供はあそこ(首里)へいって上の通りからから通っていると通るなといわれてまた、下の通りを通ろうとすると通るな通るなといっている。この子の父親は王様であるのでこの王様は「この子は不思議なものである。通してみなさい。」といって通してやる。そして「どういう用事でおまえはそこに上ってきたのか。」といったのでその子は「屁をひらない瓜実をかいませんか。」といった。そうすると(王様)「人間、生まれてこのかた屁をへったことのない人なんていますか。」といった。そこでこの子は「それではどうして、私の母親を屁をやったということで島にもどしたのか。」といった。すると王様は「おまえは私の子ではないか。」といって城にのぼらせた。認められはしたのだけど、察度という人におとされて島流しにされた。
| レコード番号 | 47O360752 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C027 |
| 決定題名 | 黄金の瓜実(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 久高友信 |
| 話者名かな | くだかゆうしん |
| 生年月日 | 19180728 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字上原 |
| 記録日 | 19820218 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字上原調査01班T25A17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 奉公先で聞いた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P53 |
| キーワード | 瓜実,種,瓜,屁,島流し,妾,首里,王様 |
| 梗概(こうがい) | 屁ひり、瓜実というと、久高島から美しいために妾にとられた。それでかわいがられて妊娠した。昔の妾というのは14,5人いた。その中で妊娠したので、残りの妾の人たちが「この人は、ろうかを歩きながら屁をへった。」といった。本当は、やったのかやってないのかわからないが、その為、島に戻された。そして、島に戻されて腹の中にいたカニマツが生まれて、13才まで育てた。そしてやはり妾だったからごはんの食べ方とかいろんなことを教えて暮らしていた。そこ久高島の浜にいろんな種の入ったつぼが流れてきた。それをさがしてきて子供は13才の時に「私の父親はどこにいるのですか。」と尋ねた。それで「実はおまえの父親は首里城の王様だよ。」といった。それで子供はあそこ(首里)へいって上の通りからから通っていると通るなといわれてまた、下の通りを通ろうとすると通るな通るなといっている。この子の父親は王様であるのでこの王様は「この子は不思議なものである。通してみなさい。」といって通してやる。そして「どういう用事でおまえはそこに上ってきたのか。」といったのでその子は「屁をひらない瓜実をかいませんか。」といった。そうすると(王様)「人間、生まれてこのかた屁をへったことのない人なんていますか。」といった。そこでこの子は「それではどうして、私の母親を屁をやったということで島にもどしたのか。」といった。すると王様は「おまえは私の子ではないか。」といって城にのぼらせた。認められはしたのだけど、察度という人におとされて島流しにされた。 |
| 全体の記録時間数 | 3:24 |
| 物語の時間数 | 3:06 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |