
昔、首里城の石を積んだ話。棚原の按司の娘だったが、この人は首里兼城に嫁いでいった。この人の夫は万積みをしていたが、この方は何度何度積んでもこわれて積まれなかった。そこでこの妻が豆腐を切って「このように積まなければ積まらないよ。」と夫に豆腐を切って見せた。それでこの夫は妻の教えたように石を積んだ。それからまた積まれるようになった。それでこの妻は子供もいるのに王に引き上げられてしまった。(しばらくして)この王が「おまえは家に帰りたいか。」といったので妻は「帰りたいです。帰して下さい、子供もいますので。」とお願いした。それで王は妻を前の夫に帰した。するとおっとは「何かお前は一度王に引き上げられたのにここに戻ってくるのか。」と言って家に入れない。それでこの妻の遺骸は玉霊殿の中に入れられたという。
| レコード番号 | 47O360717 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C026 |
| 決定題名 | 棚原按司の娘(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 石原マカト |
| 話者名かな | いしはらまかと |
| 生年月日 | 19100425 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字千原 |
| 記録日 | 19820218 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字森川調査08班T24A21 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P427 |
| キーワード | 棚原按司,娘,棚原,王様,石積み,豆腐 |
| 梗概(こうがい) | 昔、首里城の石を積んだ話。棚原の按司の娘だったが、この人は首里兼城に嫁いでいった。この人の夫は万積みをしていたが、この方は何度何度積んでもこわれて積まれなかった。そこでこの妻が豆腐を切って「このように積まなければ積まらないよ。」と夫に豆腐を切って見せた。それでこの夫は妻の教えたように石を積んだ。それからまた積まれるようになった。それでこの妻は子供もいるのに王に引き上げられてしまった。(しばらくして)この王が「おまえは家に帰りたいか。」といったので妻は「帰りたいです。帰して下さい、子供もいますので。」とお願いした。それで王は妻を前の夫に帰した。するとおっとは「何かお前は一度王に引き上げられたのにここに戻ってくるのか。」と言って家に入れない。それでこの妻の遺骸は玉霊殿の中に入れられたという。 |
| 全体の記録時間数 | 1:32 |
| 物語の時間数 | 1:10 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |