チョーフグン親方(シマグチ)

概要

蛇が美しい女に化けて人間をだまし、子を宿してその男に「いつのいつに子供がうまれるから来てくれ。」と言って、約束をした。男は「約束だから。」と言って行くと、少し時間が早かったがその金武の洞窟をのぞいてみると、蛇は子供ののどだけをなめ残していて、そこだけがまだ肉であった。そして「もう少し後に来てくれればよかったのに。」と言って悔いながらも「立派にうみました。」と言って男に子供をあずけ、男は立派に子供を育て、子供は武士となった。生きて千人、死んで千人殺したという武士はこのチョーフグン親方だけである。チョーフグン親方は国のために働き、薩摩の国から攻めてきても、この人は鉄でできているので切られても死なないのでこの人に勝てる人はいなかった。それで薩摩は「チョーフグン親方が生きている間は沖縄を攻め滅ぼすことはできない。」と言って攻めてこなかった。チョーフグン親方はひげがのびると使用人にひげをそらした。すると使用人にのどを剃刀で切られてしまい死んでしまった。薩摩はこの人が死んだことを聞いてまた攻めてきた。ところが、チョーフグン親方は鉄であるのでくされないので中山門の前にすわらせた。薩摩の軍は坂下の方からどんどん攻めてきたが、チョーフグン親方の姿を見て「チョーフグン親方が死んだというのはうそだ。生きてお菓子を食べている。」と、うじのわいた死体を見てみんな切腹してしまった。それでたくさんの兵隊が死んだので真嘉比川は血に染まり、それでそこの田イモは赤くなった。

再生時間:5:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O360661
CD番号 47O36C023
決定題名 チョーフグン親方(シマグチ)
話者がつけた題名 チテーバナシ
話者名 城間盛次
話者名かな しろませいじ
生年月日 18921205
性別
出身地 沖縄県西原町字棚原
記録日 19820218
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字棚原調査班T21B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 年寄りから聞いた
文字化資料
キーワード 金武,真嘉比,田イモ,薩摩,チョーフグン親方,鉄,ノド,蛇
梗概(こうがい) 蛇が美しい女に化けて人間をだまし、子を宿してその男に「いつのいつに子供がうまれるから来てくれ。」と言って、約束をした。男は「約束だから。」と言って行くと、少し時間が早かったがその金武の洞窟をのぞいてみると、蛇は子供ののどだけをなめ残していて、そこだけがまだ肉であった。そして「もう少し後に来てくれればよかったのに。」と言って悔いながらも「立派にうみました。」と言って男に子供をあずけ、男は立派に子供を育て、子供は武士となった。生きて千人、死んで千人殺したという武士はこのチョーフグン親方だけである。チョーフグン親方は国のために働き、薩摩の国から攻めてきても、この人は鉄でできているので切られても死なないのでこの人に勝てる人はいなかった。それで薩摩は「チョーフグン親方が生きている間は沖縄を攻め滅ぼすことはできない。」と言って攻めてこなかった。チョーフグン親方はひげがのびると使用人にひげをそらした。すると使用人にのどを剃刀で切られてしまい死んでしまった。薩摩はこの人が死んだことを聞いてまた攻めてきた。ところが、チョーフグン親方は鉄であるのでくされないので中山門の前にすわらせた。薩摩の軍は坂下の方からどんどん攻めてきたが、チョーフグン親方の姿を見て「チョーフグン親方が死んだというのはうそだ。生きてお菓子を食べている。」と、うじのわいた死体を見てみんな切腹してしまった。それでたくさんの兵隊が死んだので真嘉比川は血に染まり、それでそこの田イモは赤くなった。
全体の記録時間数 5:37
物語の時間数 5:15
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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