アサトノヒャー(共通語)

概要

アサトノヒャーという人が尚円に「あなたが出世する時は私も引き上げて下さい。」といった。「何でそういうのか。」というと「あなたの後にウランサンが追ってくる。」といった。ウランサンというのは王様の行列の時大きな傘をさした人が歩くがそのこと。その人が見えるといった。尚円がアサトノヒャーの家に行ってお茶を飲む時、茶碗の一方を欠いて「ここから飲んでください。ここはまだ誰も使っていません。」といって出した。尚円が普通の人ではないことをアサトノヒャーは知っていた。第一尚氏が亡くなって首里城内で今度の主を誰にしようかと話し合っていたが誰も発言する人がいなかった。アサトノヒャーは後の方で首を出したりひっこめたりして見ていた。ある侍は「後の方にいる若者は何か意見があるのなら言いなさい。」といったので、アサトノヒャーは「食べ物を与えてくれるのが私たちの主人である。内間ウジャシにお願いしたらどうでしょう。」と言ったのでみんなが賛成した。それで尚円が王になった。

再生時間:4:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O360538
CD番号 47O36C020
決定題名 アサトノヒャー(共通語)
話者がつけた題名
話者名 与那嶺昌吉
話者名かな よなみねしょうきち
生年月日 19090921
性別
出身地 沖縄県西原町字嘉手苅
記録日 19820217
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字嘉手苅調査班T17B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 おばあさんから夕食後家で聞いた
文字化資料
キーワード アサトノヒャー,尚円,尚円王,王様,首里城
梗概(こうがい) アサトノヒャーという人が尚円に「あなたが出世する時は私も引き上げて下さい。」といった。「何でそういうのか。」というと「あなたの後にウランサンが追ってくる。」といった。ウランサンというのは王様の行列の時大きな傘をさした人が歩くがそのこと。その人が見えるといった。尚円がアサトノヒャーの家に行ってお茶を飲む時、茶碗の一方を欠いて「ここから飲んでください。ここはまだ誰も使っていません。」といって出した。尚円が普通の人ではないことをアサトノヒャーは知っていた。第一尚氏が亡くなって首里城内で今度の主を誰にしようかと話し合っていたが誰も発言する人がいなかった。アサトノヒャーは後の方で首を出したりひっこめたりして見ていた。ある侍は「後の方にいる若者は何か意見があるのなら言いなさい。」といったので、アサトノヒャーは「食べ物を与えてくれるのが私たちの主人である。内間ウジャシにお願いしたらどうでしょう。」と言ったのでみんなが賛成した。それで尚円が王になった。
全体の記録時間数 4:27
物語の時間数 4:11
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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