三津武嶽(シマグチ)

概要

昔、沖縄は鹿児島との戦いに負けたので王の娘は鹿児島の王に引き連れて行かれた。そしてそこの王の妾になり男の子を産んだ。しかし「沖縄に帰りなさい。」と帰された。途中でつき添いの人が「この子を生かしていては沖縄はまた大変なことになる。」ということで、子供を海へ投げ捨てた。この母親(王の娘)はとても悲しみ、沖縄に着いてからも子供のことばかりを考えて、海の見える与那原の御殿山という所に家を作り住んだ。そしてまた、「私が死んだら海の見える所に私を祀ってくれ。」という遺言があって三津武嶽に祀られている。それで安室、桃原、我謝など、その近くの部落の人はこの人(王の娘)はとても子供思いのひとだったということで、体の悪い(病気の)子供は三津武嶽を拝ませるという昔からの習いがある。

再生時間:2:47

民話詳細DATA

レコード番号 47O360515
CD番号 47O36C019
決定題名 三津武嶽(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 玉城永保
話者名かな たまきえいほ
生年月日 18970817
性別
出身地 沖縄県西原町字掛保久
記録日 19820216
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字掛保久調査班T16B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 三津武嶽,薩摩,御殿山,王,娘,妾
梗概(こうがい) 昔、沖縄は鹿児島との戦いに負けたので王の娘は鹿児島の王に引き連れて行かれた。そしてそこの王の妾になり男の子を産んだ。しかし「沖縄に帰りなさい。」と帰された。途中でつき添いの人が「この子を生かしていては沖縄はまた大変なことになる。」ということで、子供を海へ投げ捨てた。この母親(王の娘)はとても悲しみ、沖縄に着いてからも子供のことばかりを考えて、海の見える与那原の御殿山という所に家を作り住んだ。そしてまた、「私が死んだら海の見える所に私を祀ってくれ。」という遺言があって三津武嶽に祀られている。それで安室、桃原、我謝など、その近くの部落の人はこの人(王の娘)はとても子供思いのひとだったということで、体の悪い(病気の)子供は三津武嶽を拝ませるという昔からの習いがある。
全体の記録時間数 3:19
物語の時間数 2:47
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP