
継母が主人がいない時に継子を殺そうと、水がめにザルで水をいっぱいくむように言った。継子はザルで水を汲んでたが水は汲めなかった。となりの家の人がかわいそうに思って自分の着物のそでを切ってザルに敷き、水をくませた。継母は、たまった水がめを釜につき移し、火をつけて湯をわかしなさいと継子に言った。継子が湯をわかすと(継子を釜に突き落とし)継子を湯でて殺した。その時、家に隣の人が来て、何を作っているのかと聞いたのでおいいものをつくっていると答え、家には入れなかった。そして継子の死体を庭に埋めてそこに竹を植えた。ある人がその竹が上等なので笛を作る為竹を下さいといったので、竹をその人にくれた。その竹で作った笛を吹くと、その音は「お父さん、お土産はいらないから早く帰って来て下さい。」と歌った。継母はその笛を取り返そうとしたが取り返せなかった。父親が帰って来て「子供は何処にいるか。」と聞くと、「遊びに行っている。」といつも答えていた。ある日、その隣の人が、前に家に絶対入れてくれなかったことがあり、その後から継子の姿が見えなくなった(ある時)父親は笛を聞き、笛を吹いている人から「その竹は何処から取ったか。」と聞くと、この家の庭からとったといったのでその場所を掘ったら継子の骨が出てきた。その後どうなったかは知らない。
| レコード番号 | 47O360381 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C015 |
| 決定題名 | 継子と笛(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波ウト |
| 話者名かな | いはうと |
| 生年月日 | 19060721 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字池田 |
| 記録日 | 19820219 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字池田調査班T13A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P120 |
| キーワード | 継子,継母,いじめ,笛,筍,竹 |
| 梗概(こうがい) | 継母が主人がいない時に継子を殺そうと、水がめにザルで水をいっぱいくむように言った。継子はザルで水を汲んでたが水は汲めなかった。となりの家の人がかわいそうに思って自分の着物のそでを切ってザルに敷き、水をくませた。継母は、たまった水がめを釜につき移し、火をつけて湯をわかしなさいと継子に言った。継子が湯をわかすと(継子を釜に突き落とし)継子を湯でて殺した。その時、家に隣の人が来て、何を作っているのかと聞いたのでおいいものをつくっていると答え、家には入れなかった。そして継子の死体を庭に埋めてそこに竹を植えた。ある人がその竹が上等なので笛を作る為竹を下さいといったので、竹をその人にくれた。その竹で作った笛を吹くと、その音は「お父さん、お土産はいらないから早く帰って来て下さい。」と歌った。継母はその笛を取り返そうとしたが取り返せなかった。父親が帰って来て「子供は何処にいるか。」と聞くと、「遊びに行っている。」といつも答えていた。ある日、その隣の人が、前に家に絶対入れてくれなかったことがあり、その後から継子の姿が見えなくなった(ある時)父親は笛を聞き、笛を吹いている人から「その竹は何処から取ったか。」と聞くと、この家の庭からとったといったのでその場所を掘ったら継子の骨が出てきた。その後どうなったかは知らない。 |
| 全体の記録時間数 | 3:30 |
| 物語の時間数 | 2:25 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |