継子と笛(共通語)

概要

継母が主人のいない時に継子を殺そうと、水がめにザルで水をいっぱい組むように言った。継子はザルで水をくんでいたが水はくめなかった。隣の家の人がかわいそうに思って自分の着物のそでを切ってザルに敷き、水をくませた。継母はたまった水がめを釜に移し、火をつけて湯をわかしなさいと継子に言った。継子が湯をわかすと(継子を釜につき落とし)継子をゆでて殺した。その時、家に隣の家の人が来て、何を作っているのかと聞いたのでおいしいものをつくっていると答え、家には入れなかった。そして継子の死体を庭に埋めてそこに竹を植えた。ある人が、その竹が上等なので笛をつくるために竹を下さいと言ったので竹をその人にあげた。その竹で作った笛を吹くと、その音は「お父さん、おみやげはいらないから早く帰ってきて下さい。」と歌った。継母はその笛を取り戻そうとしたが取りかえせなかった。父親が帰ってきて子供はどこにいるかと聞くと遊びに行っているといつも答えていた。ある日、その隣の人が前家に絶対入れなかった不思議なことがあり、その後から継子の姿が見えなくなった。(ある時)父親は笛を聞き、笛を吹いている人からその竹はどこから取ったか聞くと、この家の庭から取ったと言ったので、その場所を掘ったら継子の骨が出てきた。その後どうなったか知らない。

再生時間:2:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O360336
CD番号 47O36C013
決定題名 継子と笛(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊波ウト
話者名かな いはうと
生年月日 19060721
性別
出身地 沖縄県西原町字池田
記録日 19810614
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字池田調査班T11A23
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 祖父 祖母 まわりの人からきいた
文字化資料
キーワード 継母,継子,笛,いびり,継子殺し
梗概(こうがい) 継母が主人のいない時に継子を殺そうと、水がめにザルで水をいっぱい組むように言った。継子はザルで水をくんでいたが水はくめなかった。隣の家の人がかわいそうに思って自分の着物のそでを切ってザルに敷き、水をくませた。継母はたまった水がめを釜に移し、火をつけて湯をわかしなさいと継子に言った。継子が湯をわかすと(継子を釜につき落とし)継子をゆでて殺した。その時、家に隣の家の人が来て、何を作っているのかと聞いたのでおいしいものをつくっていると答え、家には入れなかった。そして継子の死体を庭に埋めてそこに竹を植えた。ある人が、その竹が上等なので笛をつくるために竹を下さいと言ったので竹をその人にあげた。その竹で作った笛を吹くと、その音は「お父さん、おみやげはいらないから早く帰ってきて下さい。」と歌った。継母はその笛を取り戻そうとしたが取りかえせなかった。父親が帰ってきて子供はどこにいるかと聞くと遊びに行っているといつも答えていた。ある日、その隣の人が前家に絶対入れなかった不思議なことがあり、その後から継子の姿が見えなくなった。(ある時)父親は笛を聞き、笛を吹いている人からその竹はどこから取ったか聞くと、この家の庭から取ったと言ったので、その場所を掘ったら継子の骨が出てきた。その後どうなったか知らない。
全体の記録時間数 3:42
物語の時間数 2:33
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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