猿長者(シマグチ)

概要

年寄りの神様がとめてくださいといったら金持ちの家はとめなかった。隣の貧乏人のおじいさんおばあさんのところへいって「とめてください。」といったら「私たちは貧乏人で何もない人ではあるが、家もきたない、このような所だが、気にならなければとまっていきなさい。」といってとめた。とめて朝起きてとまった人が「お湯をわかしなさい。」といって浴びさせた。するとおじいさんもおばあさんも若者になった。隣の金持ちのおじいさんおばあさんは「あの人たちはこんなに若くなっている。めずらしいですね、じゃあ私たちもあの人をつれてきて若くなろう。」と考えた。そして「どこの方へ行きましたか。」と聞いて走っていってひきもどしてきて私たちも若くしてくれといった。「あなたたちも若くならなければなりませんか。」といった。「はい。」といったので、やはり神様であるので「じゃ、おふろをわかしなさい。」といった。「浴びなさいと。」といって浴びてみると、たちまち猿になった。この猿になったおじいさんとおばあさんは若返ったおじいさんとおばあさんをうらやましがって門の石にすわっていたという。神様がこの石をやいておきなさい。」と教えたのでそれをやいておいた。そうしたのでそこへ座ろうとした猿はやけどして尻が赤くなったという。

再生時間:3:29

民話詳細DATA

レコード番号 47O360271
CD番号 47O36C011
決定題名 猿長者(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 与那城勲
話者名かな よなしろいさお
生年月日 19160424
性別
出身地 沖縄県西原町字安室
記録日 19810614
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字安室調査班T9B13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 子供の頃母親から聞いた
文字化資料
キーワード 猿長者,大年,金持ち,貧乏人,若返り,神様
梗概(こうがい) 年寄りの神様がとめてくださいといったら金持ちの家はとめなかった。隣の貧乏人のおじいさんおばあさんのところへいって「とめてください。」といったら「私たちは貧乏人で何もない人ではあるが、家もきたない、このような所だが、気にならなければとまっていきなさい。」といってとめた。とめて朝起きてとまった人が「お湯をわかしなさい。」といって浴びさせた。するとおじいさんもおばあさんも若者になった。隣の金持ちのおじいさんおばあさんは「あの人たちはこんなに若くなっている。めずらしいですね、じゃあ私たちもあの人をつれてきて若くなろう。」と考えた。そして「どこの方へ行きましたか。」と聞いて走っていってひきもどしてきて私たちも若くしてくれといった。「あなたたちも若くならなければなりませんか。」といった。「はい。」といったので、やはり神様であるので「じゃ、おふろをわかしなさい。」といった。「浴びなさいと。」といって浴びてみると、たちまち猿になった。この猿になったおじいさんとおばあさんは若返ったおじいさんとおばあさんをうらやましがって門の石にすわっていたという。神様がこの石をやいておきなさい。」と教えたのでそれをやいておいた。そうしたのでそこへ座ろうとした猿はやけどして尻が赤くなったという。
全体の記録時間数 3:36
物語の時間数 3:29
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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