城間仲 大年の盗人(シマグチ)

概要

大年の夜、仕事をしている人を全部あつめて「年をとれ」といって豚を殺してごちそうした。皆のぶんを入れてたべているのに主人は「もう一つ入れてきなさい、一つ不足しているから入れてきなさい。」といって入れさせた。女中たちが入れてもってくると(主人は)「天井にいる人もおりてきなさい、一緒に年をとりましょう。」と言ったので盗人は天井にかくれているのもばれていて、もう下りていっていっしょに食べなければならないとおりていって、あやまって、わかってしまったらしかたないいっしょに夕ご飯を食べて年をとった。食べ終わってから盗人にあなたはどうして天井にかくれたのか。」といった。盗人は「実は私は那覇の人であるが、収入が少なくて子供達にふつうの人々と同じように正月をさせたいと思って米でもはらいっぱいくれて正月をさせようと思ってあなたの天井にかくれていた。」といった。主人は「そうか、あなたは子供たちに正月をさせるために盗みに入っていたのだったら私が米も着物ももたすから、正月を普通の人のようにさせなさい。」といってもたせてやった。そして子供達は米も多く食べた。そしていつも子供達に言いつけごとをやった。情けある城間仲がなにもかももたせてくれて、正月ができたのであなたたちは気を入れて学問しなければならない。」ということを教えて、いっしょうけんめい働いて金をたくわえ金を持って城間仲のところに返済しにいったという。

再生時間:2:58

民話詳細DATA

レコード番号 47O360270
CD番号 47O36C010
決定題名 城間仲 大年の盗人(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 与那城勲
話者名かな よなしろいさお
生年月日 19160424
性別
出身地 沖縄県西原町字安室
記録日 19810614
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字安室調査班T9B12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 子供の頃母親から聞いた
文字化資料
キーワード 城間仲,人助け,金持ち,正月,大年,盗人
梗概(こうがい) 大年の夜、仕事をしている人を全部あつめて「年をとれ」といって豚を殺してごちそうした。皆のぶんを入れてたべているのに主人は「もう一つ入れてきなさい、一つ不足しているから入れてきなさい。」といって入れさせた。女中たちが入れてもってくると(主人は)「天井にいる人もおりてきなさい、一緒に年をとりましょう。」と言ったので盗人は天井にかくれているのもばれていて、もう下りていっていっしょに食べなければならないとおりていって、あやまって、わかってしまったらしかたないいっしょに夕ご飯を食べて年をとった。食べ終わってから盗人にあなたはどうして天井にかくれたのか。」といった。盗人は「実は私は那覇の人であるが、収入が少なくて子供達にふつうの人々と同じように正月をさせたいと思って米でもはらいっぱいくれて正月をさせようと思ってあなたの天井にかくれていた。」といった。主人は「そうか、あなたは子供たちに正月をさせるために盗みに入っていたのだったら私が米も着物ももたすから、正月を普通の人のようにさせなさい。」といってもたせてやった。そして子供達は米も多く食べた。そしていつも子供達に言いつけごとをやった。情けある城間仲がなにもかももたせてくれて、正月ができたのであなたたちは気を入れて学問しなければならない。」ということを教えて、いっしょうけんめい働いて金をたくわえ金を持って城間仲のところに返済しにいったという。
全体の記録時間数 3:06
物語の時間数 2:58
言語識別
音源の質
テープ番号
予備項目1

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