雨蛙不幸(シマグチ混じり)

概要

(その蛙は)右と言ったら左というようなみんな反対の事をしていた。例えば「水をくみに行きなさい」と言ったら塩水をくんでくる。その親は亡くなる時に本当は山にうめてほしいけどその蛙はいつも反対のことをするので川にうめてほしいと遺言した。そして親が亡くなったのでその時ばかりは親のことを聞いて川にうずめた。雨がふったらそこが流されるので(蛙は)雨がふったらガクガクと今でも鳴いているという話である。

再生時間:0:44

民話詳細DATA

レコード番号 47O360192
CD番号 47O36C008
決定題名 雨蛙不幸(シマグチ混じり)
話者がつけた題名
話者名 小橋川要好
話者名かな こばしかわようこう
生年月日 19080406
性別
出身地 西原町字我謝
記録日 19810614
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字我謝調査4班T07B08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 雨蛙不考,親不孝,雨蛙
梗概(こうがい) (その蛙は)右と言ったら左というようなみんな反対の事をしていた。例えば「水をくみに行きなさい」と言ったら塩水をくんでくる。その親は亡くなる時に本当は山にうめてほしいけどその蛙はいつも反対のことをするので川にうめてほしいと遺言した。そして親が亡くなったのでその時ばかりは親のことを聞いて川にうずめた。雨がふったらそこが流されるので(蛙は)雨がふったらガクガクと今でも鳴いているという話である。
全体の記録時間数 0:48
物語の時間数 0:44
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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