ねずみ像の話(シマグチ)

概要

ある支那の大きい政治家が人の事はよくやるけれども、人の為になることは非常に良くやるけれども恩をかえそうと思って、物を持って行ったらうけとってくれない。「いらんそんなものは」とまあ、かたい人であった。そしてそれを見かねてその人の婦人が「この人は政治と金とはともなったものだから・・・」と女のアンマーがとても頭がよくて「うちの主人は貴方達の事をやっても貴方達が何をもって来ても取らないから、この人は「ね」「ねずみ年」の人だから、金でねずみ像を作って作ってきなさい。そしたら喜んでとります」と主人には言わないでバーキグァーにずいぶんためてあったそうだ。それからもこの人は正直一方で人の事をやって、人がもって来るものは絶対受け取らないから、そのうち貧乏になって或る時ひっかみて寝ていたそうです。そしたら夫人は夫婦であるから夫が金が無いのはわかっている。「なんで貴方は心配そうに寝ているのか」夫は言うと困るので「何でもない」と言う。「あなたが必要なのはこれでしょう」と枕元に金のねずみ像をもってきて、「あなたが世の中の為に役立ってもお礼にもって来るものをうけとらないので、「ね」の人だからねずみ像を金でつくってもって来るようにと言ったのでこうなっている」と言った。その時から欲が出て「それなら牛の人と言えばよかったのになあ」と言った。

再生時間:2:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O360184
CD番号 47O36C008
決定題名 ねずみ像の話(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 小橋川潔
話者名かな こばしかわきよし
生年月日 19031005
性別
出身地 西原町字我謝
記録日 19810614
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字我謝調査8班T07A20
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 祖父から聞いた
文字化資料 西原町史 別巻西原の民話P239
キーワード 支那,ねずみ像
梗概(こうがい) ある支那の大きい政治家が人の事はよくやるけれども、人の為になることは非常に良くやるけれども恩をかえそうと思って、物を持って行ったらうけとってくれない。「いらんそんなものは」とまあ、かたい人であった。そしてそれを見かねてその人の婦人が「この人は政治と金とはともなったものだから・・・」と女のアンマーがとても頭がよくて「うちの主人は貴方達の事をやっても貴方達が何をもって来ても取らないから、この人は「ね」「ねずみ年」の人だから、金でねずみ像を作って作ってきなさい。そしたら喜んでとります」と主人には言わないでバーキグァーにずいぶんためてあったそうだ。それからもこの人は正直一方で人の事をやって、人がもって来るものは絶対受け取らないから、そのうち貧乏になって或る時ひっかみて寝ていたそうです。そしたら夫人は夫婦であるから夫が金が無いのはわかっている。「なんで貴方は心配そうに寝ているのか」夫は言うと困るので「何でもない」と言う。「あなたが必要なのはこれでしょう」と枕元に金のねずみ像をもってきて、「あなたが世の中の為に役立ってもお礼にもって来るものをうけとらないので、「ね」の人だからねずみ像を金でつくってもって来るようにと言ったのでこうなっている」と言った。その時から欲が出て「それなら牛の人と言えばよかったのになあ」と言った。
全体の記録時間数 2:39
物語の時間数 2:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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